ゲマトリア
第13章→ゲマトリア→第14章 小羊の婚宴(2/2)、三人の天使の宣言
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コラム:ゲマトリア
ギリシア語のアルファベットには、それぞれ数値が割り当てられており、アルファベットの文字列の各文字を数値に置き換えて加算したものをその文字列のゲマトリアと言います。
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表中の ς は語末形と言われ、単語の最後の文字として使用されます。
例えばイエス(キリスト)の名は、Ιησους(イエスース)と書かれ、これのゲマトリアを計算すると、
[Ι]10 + [η]8 + [σ]200 + [ο]70 + [υ]400 + [ς]200 = 888
となります。888はイエスの数値であり、666は獣の数値となるわけです。
表の中に、数値の6や90を表すアルファベットが無いとか、900以上が無いということは、ゲマトリアを計算する上では、問題になりません。なぜなら、アルファベットに対応する数値を加算すればゲマトリアは必ず計算できるからです。逆に数値をアルファベットで表そうとする場合には問題が生じると思われますが、ゲマトリアは数値からアルファベットへの変換を行うものではないので、問題は無いのです。
第13章→ゲマトリア→第14章 小羊の婚宴(2/2)、三人の天使の宣言