ホーム→黙示録註解→第15章 第三の災い(最後の災害)のしるし
ハルマゲドンの戦い→(第15章朗読)→第16章 最後の災害(2/2)、大ユウフラテ川のまぼろし、ハルマゲドンの戦い(1/2)
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●天(第三の災いの開始の前)
ヨハネは、天に驚くべきほかのしるしを見る。七人の御使が、最後の七つの災害を携えている。これらの災害で神の激しい怒りがその頂点に達するのである。
地上には第二の災いが起きており、ガラスの海(cf.黙示録4.6)にはその火が透けて見えている。そのガラスの海のそばに、獣とその像とその名の数字とにうち勝った人々が、神の立琴を手にして立っている。彼らは殉教した人たちである(cf.黙示録13.10)。
彼らは、神の僕モーセの歌と小羊の歌とを歌って言う。
□獣とその像とその名の数字とにうち勝った人々□「全能者にして主なる神よ。あなたのみわざは、大いなる、また驚くべきものであります。万民の王よ、あなたの道は正しく、かつ真実であります。主よ、あなたをおそれず、御名をほめたたえない者が、ありましょうか。あなただけが聖なるかたであり、あらゆる国民はきて、あなたを伏し拝むでしょう。あなたの正しいさばきが、あらわれるに至ったからであります」
天にある、あかしの幕屋の聖所が開かれ(cf.黙示録11.19)、その聖所から、七つの災害を携えている七人の御使が、汚れのない、光り輝く亜麻布を身にまとい、金の帯を胸にしめて、出てくる。そして、四つの生き物の一つが、世々限りなく生きておられる神の激しい怒りの満ちた七つの金の鉢を、七人の御使に渡す。すると、聖所は神の栄光とその力とから立ちのぼる煙で満たされ、七人の御使の七つの災害が終ってしまうまでは、だれも聖所にはいることができなくなる。
だれも聖所に入ることができないので、もはや、だれも、頂点に達した神の激しい怒りの最後の七つの災害を止めることはできない。
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