第4章
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●天(プロローグ)
天に門が開いている。そのとき、地上のヨハネに向けて声がある。
□天の声□「ここに登ってきなさい。そうしたら、後に起こるべきことを見せてあげよう」
天には水晶に似たガラスの海があり、そこには神の御座がある。ヨハネは、御座にいます父なる神を見る。父なる神は、碧玉や赤めのうのように見える。これらは、祭司のつける胸当ての最後と最初の石(cf. 新改訳聖書 出エジプト39.10)であり、その意味は、「アルファでありオメガである」と同義である。御座の周りには四人のセラピム(cf.イザヤ6.2)がいて、叫び続ける。
□セラピム□「聖なるかな、聖なるかな、聖なるかな、全能者にして主なる神。昔いまし、今いまし、やがて来たるべき者」
御座のまわりには二十四の座があり、イスラエルの十二部族の族長(cf.黙示録12.1、21.12)とイエスの十二弟子(cf.マタイ19.27~28、黙示録21.14)が長老として、白い衣を身にまとい、金の冠をかぶって座についている。二十四人の長老は、全能なる神の栄光とほまれの前に、彼らの冠を御座の前に投げ出し、ひれ伏して神を拝んで言う。
□二十四人の長老□「我らの主なる神よ、あなたこそは、栄光とほまれと力とを受けるにふさわしいかた。あなたは万物を造られました。御旨によって、万物は存在し、また造られたのであります」