lineオブジェクトによる自動操作
line オブジェクトを利用してフェーダーをいい感じに切り替える。
lineは数値を時間変化させるオブジェクト。
フェーダーやダイアルを手動で操作した際の数値変化を自動実行(オートメーション化)できる。
Max8で数値メッセージを使用可能な全てのケースでlineを用いた自動化が可能。
利用例)
エフェクトの切り替えと調整
サウンドのパラメータ調整
シンセサイザーのエンベロープ
画像の調整
アニメーション(リニア変化とイージング)
functionオブジェクト
line に送る 初期値 目標値 遷移時間 を functionオブジェクトのグラフで設定できる。
グラフの修正方法:
グラフの線上で左クリック → 点(キー)の追加
グラフの点上でSHIFT+左クリック → 点(キー)の削除
点をドラッグ
グラフを横に延ばしても全体の遷移時間は変化しない。
グラフ全体の時間設定は setdomain メッセージを使用する。
例) line と function と gswitch
functionオブジェクトでカーブを使用する(Easing)
Attributes の modeをCurveに変更
Optionキー + マウスでカーブを操作
通常、functionのカーブモードは curve~ オブジェクトに接続してMax8のオーディオ処理をONにして使います。
このパッチャーのfunctionオブジェクトはleanerモードとcurveモードで使い方が異なっている。
leanerモード function第2アウトレットからlineオブジェクトに時間変化のパターンを渡して lineオブジェクトから数値を出力
curveモード function第1アウトレットから数値を出力。出力する数値はlineからXを時間変化させて対応するYを出力。
下のパッチャーのcurveモードのfunctionはオーディオ処理がOFFの状態でも動作可能。
functionオブジェクトの補足:
以下の画像で左から2番目の点がサイズアップしている。これはサステイン(維持)状態を表しており、ここから先に時間が進んでも出力値はグラフを無視して変化しないようになる。
グラフの先頭と末尾の点はサステインを設定しても機能しない。
点をダブルクリック → サステインのOn/Off
線をクリック → 点の追加
点をドラッグ → 点の出力値(Y軸)とタイミング(X軸)の変更
点をSHIFT+クリック → 点を削除
BEAPモジュールや音声信号に繰り返し変化を与えるにはLFOを使用する。lineオブジェクトよりも手軽に利用できる。
VIZZLEモジュールやMAXのスライダーなどに繰り返し変化を与えるには4OSCIL8R(4オシレーター)を使用する。lineオブジェクトよりも手軽に利用できる。
テクスチャ画像を手軽に生成するMAPPR(マッパー)系のモジュールがVIZZLEにあるので利用すると便利。
オシレーターと組み合わせるとアニメーションテクスチャを生成できる。
パッチャーこちらに置いた。 MA06素材 フォルダの中の LFO自動化.maxpat