初めてPCを自作した話
Post date: Jul 23, 2016 5:10:44 AM
壊れたPCから古いPCにSSDとかいろいろ換装してたら自作PCたのしそう!ってなったので作ることにした.
PCケースをググったところ,かっこいい感じ(奇抜な感じ)のは軒並み値段が高い.
さらにググると自作ケースなるものもあるらしく,かっこいいしこれにしよう!と思った.
さて,つくると決まれば中に入れる部品を選定する必要がある.
なんとなく調べると,マザーボードにはいくつか種類があり,換装したPCはATXらしい.
なのでmicroATXというのに挑戦.適当なサイト見るとコスパがいいと噂のH110M-Aにした(DDR4対応はなぜか譲れなかった)
で,アマゾンでググるとセットで買われてますみたいなのでCPUとメモリが推薦されてたのでそれにした.(ここらへんから選ぶのたるくなる)
電源も渋ってたら売り切れになってしまったので適当な400Wのやつ.
残りは家にあったもの.
ということでだいたい適当に買ったのがこれらになります(後でSSDを買い足しました)
とりあえずつなげてみた.
おおー
適当にやってもPCは動くんだなあ,と実感(今は部品間の相性とかあまりないらしい 便利な世の中)
さて,ケースの作成に入る.
基本的には5mm厚のアクリルをレーザーカッターで加工する.
部品を当ててちゃんとネジ穴の位置が合ってるかを確認しながらアクリルを組み立てる.
マザーボードとはスペーサーを噛ませて固定.マザボがついてるアクリルだけネジ止め,残りはアクリルサンデーで接着した.
使用したネジはすべてM3ネジ.ナットは小さくて入れるのがめんどくさく,かつ取れた時にどっかしらに触れてショートしそうな気がした(実際はしらん)ので,ナットの代わりにスペーサー(プラスチック製)を使用.
適当に作ってるだけあってミスがいくつかあった.
まず,SSDをつけようとしてたところがマザボと干渉してるのにいま気付く(左)
そして,適当に「めんどくせえし端から7mmでいいだろ」と決めた電源固定用の穴が見事にずれた(右)
とりあえず,SSDは水平につけることにして,電源は違う面でネジ止めすることにした.
完璧!
物置をあさって,いい感じのパイプも見つけた.これも加工してケースの一部にする.
また,こんな部品を3Dプリントしてみた.(途中でプリンタのヘッドが引っかかったのでちょっとずれてる)
これをファンに固定し,さっきのパイプをぶち込む.
ここでまた問題発生.アクリルの箱をギリギリの大きさに作りすぎて,ファンとマザボの電源さすコネクタが干渉する.
しょうがないからファンは中央でなく,端によった位置につけることとした.(これが後で大問題を発生させることとなった…orz)
さて,すべての部品が揃ったのでアクリルの箱に部品を詰める作業に入る.
まずファンを固定.(取り付け位置が左に寄ってるのがわかる)
電源を固定.今回はぴったりな位置にネジ穴が来た.
SSDを取り付けて,マザボのアクリルをネジで止めて完成!
起動も確認.やったね!!
アクリルサンデーがこぼれたところが汚くなったものの,なんかかっこいい.さすがアクリル.
これでいちおうPCとしての形は保ったが、これから本当の「PCケース」の中に入れていく.最初の画像にピンクの悪魔が写ってるが,それが本当のPCケースになります.
大きさ比較.これ本当に入るのか…?
カービィのぬいぐるみの後ろを開けて,ワタをすべて抜く.
そして口を切り取って網戸(プラスチック)に変える.ここは通気口になります.
さて,吸気ファンの位置が中心からずれてるせいで,口の位置になかなか吸気口がこない.口の位置に合わせるために,箱を斜めに入れる必要が出てきた.なんて設計をしてるんだ俺…
結局見つけたパイプは使わないことにした(めっちゃ丁寧に洗った意味…)
無残なカービィの皮と中に入れるPCアクリルボックス(クッション付き)
カービィの皮の中に,ペレットの代わりに買った発泡スチロールの小さな球体を詰めた袋とアクリルPCケースを無理やり詰めていく.
ぱんや?より発泡粒の方が形の制御がしやすいし,ペレットより軽い.触り心地はぱんやにはかなわないけど(それでもまあまあ耐えられるレベル)
裁縫は母にも手伝ってもらったのだが,「お前下手だね」「遅いからやるよ」「何この縫い方」とか叱られながら作業しました.
その他の人には「それ作ってなんの意味があるの?」って聞かれました.僕もわかりません.
当初の予定では,内側に布を貼って,ワタとかがでないようにする予定だったが,めんどいのでやめた.
だからいつでも詰め直せるよ!
ちょっとしぼんでるかなあ 絶望的に後ろが汚すぎる…
最後に今回書いた雑図面をのせる
感想
これNUC買ってぬいぐるみの中に入れたほうが楽だったのでは…??
アクリルのままのほうがかっこよかったかもしれない