テンキーを解体して改造する
Post date: Jan 31, 2014 8:28:59 AM
テンキーを解体して,中の回路をちょこっと変更してみた.
テンキーの中には次のような回路シートが入っている.
白く見えるところが導電性になっていて,これが回路の役割をしている.右の回路を左の回路は折りたたまれて重なってテンキーの中に入っていた.
上の図のような回路があった場合,3枚(真ん中の1枚は丸い部分に穴の空いたただのシート)を重ねると,丸い部分を指などで押した場合のみ2枚がふれあい,回路が導電する.
キーボードの中では上の機構を使用してスイッチのような役割をしている.
さて,上のシートの基板との接触部
が普通の基板のピッチと一致していないため,これを使用するのは困難と考えた.そこで,次のような新しい回路図
を紙にマジックペンで書いて,
導電性インクを使用してコピーした.これで元あったものと同じ性質の紙が出来たはず!!
頑張って穴開けて,頑張ってはめて閉じたら,
完成!!
前の回路が端子13本で24つのキーを操作出来たのに対し,
できた回路は端子9本で8つのキーのみ操作できるように劣化した.
導電性インクを印刷したシートは触るとめっちゃ指紋がついて焦る.
あとうまく基板とシートの回路が合わずにいろいろしてたら基板が割れた.
次回はこれにArduino Leonardoをつなげて自分だけのテンキー(というかエイトキー)を作る.→Arduino leonardoで改造したテンキーを自分専用のものにするに続く