第2部社会学科

カリキュラムの概要

目的・教育目標

カリキュラムの特徴◆ 

〈学科の沿革と特徴〉

第 2 部社会学科(イブニングコース)の歴史は古く、 1921(大正 10 )年に開設された専門部社会事業科(夜間)に遡ります。 1951(昭和 26 )年に、文学部第 2 部社会学科として再スタートし、 1959(昭和 34)年に社会学部新設と同時に社会学部第 2 部社会学科が発足しました。

現代は、様々な社会現象や社会問題を正確に把握し、そのメカニズムの解明や問題解決に向けて積極的に行動することが問われる時代です。第 2 部社会学科では、理論とフィールドワーク(社会調査)の両面から、刻々と変化する社会の現象や問題を解明し、さらには社会との関わりの中で自分自身を見つめる心の目を育成していきます。

また、第 2 部社会学科のカリキュラムは、社会学部第 1 部を構成する社会学科、国際社会学科、メディアコミュニケーション学科、社会心理学科の 4 学科が共同で計画し、4 学科の教員により授業を実施しているので、学生の多様な関心、学習要求に応えることができます。

 

〈幅広い多様な科目構成〉

第 2 部社会学科の授業は社会学部第 1 部の 4 学科が共同で運営しているので、第 1 部に開講されている 4 学科の基幹科目のエッセンスを抽出して第 2 部社会学科で開講しており、総合的かつ多角的に学ぶことが可能です。

あわせて、第 2 部社会学科のカリキュラムにない科目は、可能な限り、第 1 部・第 2 部相互聴講科目として第 1 部開講科目を履修できるようにしています。また、可能な限り他学部開講の開放科目を卒業単位認定に取り入れ、自らの関心によって幅広く履修できるようにしてあります。

さらに、2016 年度から授業科目を完全にセメスタ化(半期科目化)することにより、これまで以上に履修しやすくなっています。

 

〈ゼミとフィールドワークの重視〉

第 2 部社会学科では、様々な社会問題や社会現象を自分の力で調査し、それらを理論に基づいて自ら整理、思考、説明、討論のできる人材の育成を目標としています。この教育目標を達成するために、少人数の演習(ゼミ)と社会調査の実習授業を重視しています。

教員と学生との緊密なコミュニケーションが得られるように、1 年次から 4 年次まで、ゼミが必修となっています。各学年とも少人数のゼミを複数コース開講しており、個人の関心に応じた専門知識を深めるだけでなく、終生の友人も得られるでしょう。

社会学は「事実発見の学」と言われており、第 2 部社会学科では「社会調査および実習」を学科創設時から一貫して重視し、受講を積極的に奨励しています。机上の学問だけではなく、実地のフィールドワークを通じて、実証的な学問の姿勢を身に付け、21 世紀の将来を「予見」すべく学んでください。

 

〈語学教育〉

語学科目も充実し、基盤教育でカレント ・ イングリッシュ、ドイツ語、フランス語、中国語、ハングルを学べることに加え、専門科目に「英語圏社会文化」(他の言語も同様)などがあり、語学の習得と同時にそれぞれの言語圏の社会事情や文化も学ぶことができます。

 

〈キャリアデザイン〉

第 2 部社会学科には社会人学生も少なくなく、また、各種の資格を目指す学生もおり、卒業後の進路を具体的に考えやすい環境となっています。本学科では、社会調査士、中学・高校の教育職員、社会福祉主事などの資格が取得可能です。これらの諸資格科目の多くを、卒業単位に算入できる科目として配置し、履修の便宜を図っています。

 

〈大学院への進学〉

第学部課程で学んだ専門知識についてさらに研鑽を深めたい学生のために、本学大学院社会学研究科社会学専攻・社会心理学専攻への進学の道が開かれており、社会学専攻では、2 部生を対象とする大学院科目の先行履修と進学後の短期修了制度が設けられています。

 

履修について

 専門科目は必修科目、選択必修科目、選択科目に分かれ、合計で 66 単位以上履修修得しなければなりません。なお、66 単位を超えて修得した単位数も、卒業単位として認められます。

(1)社会学基礎演習A・B( 1 年次配当)

社会学基礎演習のクラス分けは、就学手続時に発表するので、それに従い履修してください。社会学基礎演習は「プレゼミ」として位置づけられ、特定の研究課題の学習よりも、自己の関心領域や研究方法を明確にさせるための基礎的な取り組みが可能になるように、レポートの書き方や社会学の基礎知識を学ぶ場です。

(2)社会学演習ⅠA・ⅠB( 2 年次配当)、ⅡA・ⅡB( 3 年次配当)、ⅢA・ⅢB(4 年次配当)

基礎演習をふまえて、より専門的な学習活動を行います。各学年とも社会学科、国際社会学科、メディアコミュニケーション学科、社会心理学科の 4 系統の演習を含んでいます。シラバスを参考にしてそれぞれの関心にあわせてコースを選択してください。

(3)社会調査入門A・B( 1 年次配当)・社会調査および実習A・B( 2 ~ 4 年次配当)

社会現象を事実に即して研究するための社会調査の理論と技法を学び、これらをふまえて実習を行います。

卒業要件 

 第 2 部社会学科を卒業するためには、下記の卒業要件を満たさなければなりません。【科目区分】【卒業条件単位数】も参考に、卒業要件を確認してください。

第 2 部社会学科 基盤教育科目 課程表◆

第 2 部社会学科 基盤教育科目 課程表(PDFファイル)

 

第 2 部社会学科 専門教育科目 課程表◆

第 2 部社会学科 専門教育科目 課程表(PDFファイル)

 

第 2 部社会学科 基盤教育科目 授業科目一覧◆

第 2 部社会学科 基盤教育科目 授業科目一覧(PDFファイル)

 

第 2 部社会学科 専門教育科目 授業科目一覧◆

第 2 部社会学科 専門教育科目 授業科目一覧(PDFファイル)