一汐干物——かます
イサキの握り寿司
太刀魚の照り焼き
たかべの塩焼き
やがら昆布締め刺身
■8月
梭魚
鶏魚
太刀魚
蛸
高部
矢柄
かます
いさき
たちうお
たこ
たかべ
やがら・ヤガラ
タカベと共に夏を代表する魚。
伊豆から房州にかけてよくとれる。
大型ほど脂がのり、おいしく、刺身か塩焼きにするのが旨い。
洗い、煮付け、バター焼 きなどもよい。
脂ののってくる秋にかけてが旬。
名前からもわかるようにその姿は太刀そのもの。
関西方面では夏の魚として珍重される。
関西地方で好まれている太刀魚。名前が示すように、この魚の体は刀のように偏平で、全長1.5mほどにもなります。日本では江戸時代から食べられている魚ですが、お隣の韓国でもよく食べられていて、最近は輸入も多いという。ところで銀色に輝く体は、表面をグアニンという物質がおおっているからですが、これは模造真珠やマニキュア原料になります。
旬は夏から秋にかけて。
地域によって冬ダコと呼ばれ、冬が旬となるものもある。
煮物を作るときは、とろ火でことことと差し水をしながら長時間煮込み、柔らかくなってから味を整える。
塩や砂糖をはじめから入れすぎると、かたくなるので注意する。
初夏から盛夏が旬で、脂が一番のっている。
身がやわらかで、焼き魚のさっぱりした味にはファンが多い。
煮付けたり、蒸してもおいしい。
伊豆七島のものが絶品。
非常に細長い体は全長1メートルにも達し、その3分の1は頭という変わった魚。
淡白ながらコクのある味で、昆布締めや薄造り、焼き物、椀種などにするとおいしい。
夏が旬だが、一般に出回る量はごく少ない。