第2回新産業酵母研究会講演会

日時：平成23年11月22日（火）午後1時40分から

会場：キャンパス・イノベーションセンター１階国際会議室

〒108-0023 東京都港区芝浦３－３－６

JR山手線田町駅下車芝浦口方面徒歩1分

アクセス： http://www.cictokyo.jp/access.html

講演内容

13:40〜14:40

酵母の分類における最近の動向：

The Yeasts, A Taxonomic Study 第5版から

（理研）高島昌子

本年３月に発行された“The Yeasts, A Taxonomic Study”第5版には、第４版の2倍近くの種が収載されている。これはこの13年間の酵母の分類・同定の技術の進歩と種多様性研究の成果を示すものであろう。これらの動向についていくつかの例を紹介したい。

14:50〜15:50

Pseudozyma属酵母を活用した物質生産：

バイオ界面活性剤の量産と用途開拓

（産総研）北本大

Pseudozyma属やUstilago属などの担子菌系酵母は、特異な資化性や分泌生産能を有しているため、最近、新しい物質生産のツールとして注目されている。我々は、環境適合性と機能性を兼ね備えたバイオベース素材の開発に向けて、当該酵母の体系的な探索と利用技術について研究を進めてきた。本講演では、このような酵母を利用した高機能界面活性剤（バイオサーファクタント）の量産や、機能解析に基づいた用途開拓、化粧品素材への製品化等について紹介する。

16:00〜16:50

【MINCYサロン】

Non-conventional Yeast 研究の国際情勢（国際学会NCY2011報告）

（農環研）北本宏子

17:00〜懇親会（５階リエゾンコーナー）（参加費：2000円）

講演会参加費：会員無料、非会員一般2000円・学生1000円

（当日会員登録された方は無料）

年会費：一般2000円・学生1000円