プールへ登録して研究に協力する

1) 研究協力者プールとは?

心理学では、実験や調査を行うことを主要な方法としているため、それらに参加して下さる方のご協力なしには研究ができません。科学的に意味のある研究のためには1つの実験・調査につき数10〜数100名の参加者のご協力が必要です。そこで、心理学研究への協力を同意して下さる方に、あらかじめ「研究協力者プール」へ連絡先をご登録いただき、研究協力が必要な際に、こちらから案内を送らせていただくシステムを作っています。

2) 登録は自由です。

プールへの登録は完全に自由です。登録しないことによって不利益(授業評価に影響が出るなど)はありません。また登録したからといって、実験に参加しなければならないこともありません。案内があった実験の中に、都合の良いものがあった時にご協力ください。

3) 登録すると良いことがあるの?

心理学の実験を体験するチャンスが得られます。また、実験の中には謝礼や単位取得のためのクレジットが支払われるものもあります。実験の内容、時間(多くは30分〜1時間程度)、謝礼・クレジットの有無については、個々の案内で説明されます。

4) 登録すると悪いことはないの?

研究協力者プールではSona-systems社(ソナ社)の心理学研究管理システムに、連絡先(メールアドレス)をご登録いただきます。氏名や学籍番号を登録する必要はありません。本システムは国内外の心理学者によって広く利用されており、データはソナ社の責任の下、厳重に管理されたサーバに保管されます。メールアドレスを実験者個人に教える必要がなくなり、個人情報の保護に有効です。本システムによる研究協力者プール作成について、慶應義塾大学文学部の研究倫理委員会の承認を得ています。

5) 一度登録したら、ずっと記録が残るの?

毎年度末には、翌年度の登録継続の可否を問い合わせします。もちろん年度途中であっても希望があればサーバから情報を消去します。また入学年/登録から4年が経った場合にも情報を消去します。

6) 誰の研究に協力することになるの?

研究参加の案内を送るのは、慶應義塾大学文学部の専任教員が、研究または教育目的で実施する調査・実験だけです。案内はシステム経由で送られるので、研究者が皆さんのメールアドレスを知ることはありません。

登録してみよう!

Webブラウザ(Safari, Chrome, Firefoxなど)を使う方法と、スマホ用アプリ(Sona Mobile)を使う方法があります。普通はWebブラウザ経由の方が簡単でなのでお勧めしています。研究参加回数が多い場合には、その時からアプリ利用に切り替えれば良いと思われます。

→ Webブラウザによるアカウント作成方法

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