055 私は窓の外を眺めた

(2001/05/27頃作成、2004/07/21頃修正、2014/09/30頃修正)

何も無い部屋の

床の上にお尻をついて

わたしは

窓の外を眺めた。

青い

空が見えた。

白い

雲が見えた。

そのまま

時は過ぎ

床に落ちた

影は

長く

長く

なっていく。

…………

…………

長く

長く

なっていく。

そして

日が落ちて

影が無くなったのか

全てが影になったのか

わからなくなった。