BLE(Bluetooth Low Energy)

本サイトでは、PSoC BLEとTMP006を用いて(該当ページはココ)温度を計測しています。

BLE(Bluetooth Low Energy)について

Bletooth Version4.0以降に導入されたプロトコル。省電力を目的としており、ボタン電池ひとつでも十分な時間動作することが

可能となりました。現在のバージョンは4.2であり、転送速度等が向上しています。

GAP(Generic Access Profile)

BLEデバイスの発見、ブロードキャスト、発見等を定義しています。BLEデバイスはこの定義を実装している必要があります。

ペリフェラル、セントラルという概念が導入されており、アドバタイジングしているデバイスがペリフェラル、アドバタイジング

を検出、自分の管理下に置くかどうかを決めるのがセントラルです。

GATT(Generic Attribute Profile)

BLEアプリケーションはこのGATTを用いて作成します。サービス、サービスが持つアトリビュートへのデータの書き込み、読み出しが定義されています。

ここにはサーバー、クライアントという定義があります。サーバはサービス提供元、クライアントはサービス利用側ということになります。

BLEの通信手順

1. ペリフェラルがGAPを使用してアドバタイズする。

2. セントラルがアドバタイズしているペリフェラルを発見する。

3. セントラルとペリフェラルがコネクションする。

4. セントラルはGATTを使用して、ペリフェラルのアトリビュートを読み出す、必要であれば変更する。

5. セントラルはペリフェラルを切断する。