I2C接続型LCDモジュールの接続
今回はStrawberry Linux(ストロベリーリナックス社)で購入可能なi2cバス接続タイプの液晶モジュールをde0 nanoに直接接続して動作させます。
【I2C液晶とは】
コレです →LEDバックライト付きI2C接続液晶モジュール
この液晶モジュールは電源を除けばたった2本の制御線で接続可能なため、
通常使われるパラレル接続タイプと比較して表示のために消費するピン数を
10本→2本へセーブすることができるので、本体と表示部を分離接続するような
機器を作る場合などに好都合です。
最上列にアイコン表示エリアがあるので直感的なユーザーインタフェースの
構築にも役立つと思います。
お約束の “Hello World!" を表示したところ
【接続方法】
液晶モジュール基板の裏側からメスの10Pヘッダーを挿してハンダ付け、DE0のヘッダーにそのまま
挿すだけです。メスのシングルインライン10Pの手持ちが無かったのでデュアルインラインの
20P-MILソケットの片側にハンダ付けして代用しました。
少々キツ目だったので単に挿すだけでも一応動作するかもしれません・・・
液晶自体の消費電流が少ない事もあって、今回は少々横着して一切配線材を
使いません、モジュールへの電源供給もDE0のポートをHレベルにすることで
達成しています、25mA程度までで動く機器ならこの方法で簡単にDE0に接続する
ことができると思います。
その際に当然ですがGNDへ接続すべきピンへはLレベルを出力するのを忘れずに設定しておきます。
それと、N.C.(non connect)と指示のあるピンは入力もしくはHi-Zに設定しておきます。
上の画像のように、だた挿すだけですが、DE0とI2C液晶との結線はつぎのようになります。
どうです・・・ とても簡単に接続できたでしょ?
【quartus上での配線】
【補足事項】
エスカッションがないとサイドライトのLEDを直視することになり非常に眩しいので
マスキングする必要がありそうです、上の画像では青ビニールテープを貼ってますが、
AnodeピンをPWM制御すれば、サイドライトの明るさは調整可能ですね。