パラレル接続型キャラクターLCD Displayモジュールの接続
DE0に装備されているキャラクター液晶モジュール用の基板パターンは8ビットのデータ線を使ってコントローラーと通信するタイプのものですが、接続にシングルインラインコネクターを使ったタイプのあまり一般的でないタイプのものが使用されています。 DE0には下のようなメスのソケットをハンダ付けします。
このあたりでピン互換の相当品が買えるようですが、
http://www.aitendo.com/product/883
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02985/
たまたま手持ちで下にようなデュアルインライン(2列)のMILヘッダーを使うタイプが多数ころがっているので、これで代用する手段を考えてみます。
http://eleshop.jp/shop/g/g98L131/
ほぼ同様のものが秋月電子でも売ってますね・・・
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-00038/
http://akizukidenshi.com/catalog/g/gP-02919/
DE0のJ2とキャラクター液晶モジュールのピンアサインは以下のようになっていますから、SC1602BBWB-XAの場合はピン1と2を交差させて、のこりの3〜14ピンは同じ番号どうしを接続すれば基本的にはOKです。 (ピン16は接続しなくてもよい)
PWM等でバックライト点滅制御をしたいのであればJ2の15ピンと液晶右側のLEDアノード(A)を接続します。 常時点灯させたいのであれば、J2のピン15は何も接続せず液晶モジュール裏のJ3をハンダで短絡してください。
SC1602BBWB-XA以外のモジュールを使用する際には、pin1とpin2が逆接続となる物もあるので、違ってないか十分確認してから接続してください。
事前検討した結果、コントラスト調整ピン(PIN3)はDE0上で固定されてしまっているため、相当品の場合に偏向角が合わず見えづらくなること が判明したので、外付けに半固定抵抗をつけて調整できるようにしました、以下にLCDモジュール接続のための変換基板と回路図を示します。
(参考回路図)
J3は開放のままで、R9にはLEDの電流制限の抵抗を付けます。
実験的に求めた値によれば
型番
SC1602BBWB-XA(青)
SC1602BMNB-XA(赤)
R9
330Ω
18Ω
色によってVfgが異なるので、モデルに合わせて2125タイプのチップ抵抗を液晶モジュール裏側の「R9」ランドにハンダつけします。