Materials

ここでは電子工作に必要な豆知識を記述していきます。

常備しておきたいもの

ブレッドボード

秋月電子の販売ページより引用

ハンダこてを使わずに回路を組んで実験をしたりするのに重宝します、簡単に差し替えができるので定数を調整したり回路を変更したりすることがリード部品であれば何度でも試せるので、まずは10cm程度の大きさでもいいから一枚は持っておきたいですね、これは大は小を兼ねます。

ブレッドボード用ワイヤ

秋月電子の販売ページより引用

まずは両端がオスのものを揃えましょう、色分けするとミスも少なくなるのである程度まとめ買いして常備するのがオススメ、

この辺りを適当に見繕って少量づつセットにしたものを共立電子で売ってるので予算的に苦しい方はこの辺りから始めてみてましょう。

共立電子の販売ページより引用

ヘッダーピン

秋月電子の販売ページより引用

ブレッドボードから線を引き出したり、変換基板を使ってSMD部品をブレッドボードに挿したりする際に必要です、好きな長さに割って使えるシングルインラインタイプのものを常備することをオススメします。 まっすぐなストレート形状と90度曲がったアングル形状がありますが、とりあえずはストレート形状のものを手に入れましょう。

すずメッキ線

秋月電子の販売ページより引用

ユニバーサル基板の配線には0.3mm〜0.5mm程度の太さが適します。0.8mm〜1mmの太いものは大電流用ですが、ブレッドボード上のジャンパーにも便利に使えます。 古くなると表面が合金化してハンダが乗りにくくなるのでコンパウンドで磨いたりサンドペーパーで表面を削る必要があります。

テフロン被覆線

秋月電子の販売ページより引用

通常のPVC(塩ビ)被覆だとハンダコテの熱でどんどん縮んでいってしまうので、苦手だという方は「耐熱ワイヤー」とか「テフロン線」とかの名称で売られている配線材を利用される事をお勧めします、少々の熱ではビクともしないので安心して作業できます。 もちろんピンセット等で熱を逃がしながらハンダ付けできる腕があれば無用です。

ユニバーサル基板

秋月電子の販売ページより引用

ブレッドボードで回路を確定したら、機器に組み込んだり、自作のケースに入れたりする一品モノを造る時にはユニバーサル基板上に部品をマウントして作成します、通常のリード足の部品だと2.54mmピッチの蛇の目パターンになっている基板を使用するのが一般的です。 高密度な1.27mmピッチのスルーホール基板もありますが、後述するハンダ吸い取り線やハンダ吸い取り器がないと誤ってポトッとハンダを落としてしまうとお手上げになってしまいますので注意されたし。

大別して両面スルホール基板と片面基板とあります、両面スルホール基板は丈夫でチップ部品を混在して使ったりする際に便利なのですが、その反面 一度付けたDIP部品を外したり、コネクターやヘッダーを外したりするのが非常に困難です。 その点での片面基板は部品外しは楽なのですが、簡単に銅箔パターンが剥がれてしまうという難点もあります。

いずれにせよ、理想的には十分な事前検討をブレットボードでやっておいて、一気に完成させてしまう位のつもりで臨むべきでしょう。

ハンダ吸い取り線

秋月電子の販売ページより引用

SOLDER WICKという商品名のものが有名ですがアマゾン辺りでも同等のものが買えると思います。幅が色々ありますが、とりあえず2〜3mm程度のものを入手しておいて、自分の用途で細いものが必要なのか判断すればいいと思います。