[目次]
1. 移動速度論の考え方
2. 移動現象の現象としての相似性
3. 移動現象の微視的メカニズムとしての相似性
4. 基礎方程式の導き方
5. 移動現象に現れる物性値
6. 定常状態での熱伝導
7. 非定常状態での熱伝導
8. 静止媒体中の物質移動
9. 層流中の移動現象
10. 乱流中の移動現象
11. 沸騰または凝縮を伴う熱移動
12. 熱ふく射
13. 移動現象の結合
付録
索引
[書籍への一言コメント]
研究室の輪講で使用しました.コンパクトながら分かりやすく書かれています。
[目次]
1. 粘性流体の性質
2. 粘性流体の基礎式
3. 層流
4. 乱流
5. 境界層
6. 内部流れ
7. 外部流れ
[書籍への一言コメント]
研究室の輪講で使用しました.(粘性)流体力学について学ぶのに必要かつ十分な内容となっています.層流までは比較的簡単ですが,境界層以降の章はなかなか難しかったです.ちなみに噴流についても触れています.
[出版社紹介文]
流体力学の物理的意味づけを重視しつつ,工学・物理学等多方面にわたる流体の運動現象を捉えようとする“流れ学”は,理論と実際の両面において特異な興味ある分野を提供している.多年にわたり名著として定評の書.
[書籍への一言コメント]
輪講で使用しましたが,内容は古いです(単位もSI単位系になっていない).ところどころ流体研究で有名な谷先生の哲学のようなものがにじみ出ています.初心者向けではないと思います.
[出版社紹介文]
伝熱現象は,抽象的で難解である.そこで本書は,諸現象と理論を具体的なイメージでとらえられるよう,豊富なイラストに置き換えて平易に解説した教科書である.重要箇所には例題を設け,実力養成にも役立つよう配慮されている.
[書籍への一言コメント]
図解シリーズの伝熱工学版.伝熱工学は熱伝導,対流熱伝達,熱放射と学びますが,一番つまずくのが対流熱伝達.この本では豊富な図で説明しているので,まずは伝熱工学の入門書としては最適だと思います.本格的に伝熱工学を研究する場合は,ちょっと物足りないと思いますが・・・
[出版社紹介文]
昭和52年に初版発行以来,熱力学を苦手とする人の力づよい参考書として好評を得ているもの.熱力学の進歩に合わせて全体を見直し,改良を図るとともに,SI単位へ全面的に移行させ,例題の充実と演習問題を設けるなど,新しくてさらにわかりやすい内容に改めた.
[書籍への一言コメント]
図解シリーズの熱力学版.伝熱工学版と同様,なかなか概念をつかみにくい熱力学を図で説明しているので,入門書として優れていると思います.
[目次]
プロローグ 熱力学にドラマあり
第1章 熱を目で見る
第2章 至る所に状態方程式
第3章 熱力学第一法則の攻略
第4章 何のための第二法則?
第5章 エントロピー徹底解剖
第6章 なぜ熱力学関数か
第7章 相平衡と相転移
第8章 光子の熱力学
[書籍への一言コメント]
私が大学院試験の熱力学対策として愛用した本.図解で分かりやすいこともさることながら,演習形式でエントロピーや熱力学第2法則について学んでいくので,理解しやすい.このなっとくする演習・熱力学となっとくする熱力学の2冊で院試の基礎固めをしました.かなりオススメ.
[目次]
プロローグ 何のための熱力学か?
第1章 熱は分子の運動と言いきってよいのか?
第2章 「熱」があるから熱くなるのではない
第3章 「物質の三態」はほんとうに常識か
第4章 理論が全てのおおもとではない
第5章 熱力学第二法則は奥が深い
第6章 微分を使うとむずかしくなるのか
エピローグ 見はてぬ夢
[書籍への一言コメント]
はじめにこのなっとくする熱力学を使用していたのですが,いまいち理解が進まなかったため,上のなっとくする演習・熱力学と併用しました.なっとくする演習・熱力学と比べると,このなっとくする熱力学の方は設問があまりなく,読み物としての性格が強く出ていると思います.なっとくする演習・熱力学で演習しながら理解して,本書で肉付けする,という方法が良いのではないでしょうか?
[内容(MARCデータベースより)]
何のためのカルノー・サイクル? 何のためのエントロピー? 大学に進んで初めて熱力学を学ぶにあたって、誰もが抱く初発的疑問をたちどころに氷解。熱力学の面白さ、奥の深さを改めて納得できる教科書。
[書籍への一言コメント]
なっとくするシリーズのなっとくする演習・熱力学の著者による熱力学の基礎編.購入はしていませんが,Amazonでの評価は高いようです.
[書籍への一言コメント]
私はこの本を授業の期末試験対策で使用しました.タイトルの通り,例題を通して学んでいくスタイルです(私はどうも演習形式で学んでいった方が良いみたいです).現在Amazonでは在庫切れということなので,図書館等で探してみてください.
班目 春樹
コロナ社 1994-08
売り上げランキング :
生井 武文 松尾 一泰
理工学社 2001-04
売り上げランキング : 396153
[目次]
1. 序論
2. 一次流れの基礎方程式
3. 管路における一次元定常流れ
4. 超音速ノズルと超音速ディフューザ
5. 一次元非定常流れと波動
6. 二次元定常流れ
7. 測定法
付表
[書籍への一言コメント]
粘性流体の力学 機械工学基礎講座の非圧縮性流体版.私が実験で対象としているのは粘性流体(密度ρ=一定)でしたが,非圧縮性流体を対象とする方は基礎固めとして有益な本だと思います.