噴流って言葉は聞いたことありますか?英語で言えばジェット(Jet)です.この噴流(ジェット)というものは,私たちの周りでよく見かけます.
例えば,私たちは毎日髪を何で乾かしますか?
そうです.ドライヤーです.これも噴流(ジェット)の一種です.
それでは,いま夏ですが,涼むときに何のスイッチを入れますか?
そうです.クーラーや扇風機です.これも噴流の一種です.
町の公園でも噴流を見かけています.さて,何でしょう?
答えは,噴水です.
このように,噴流(Jet)は私たちの身の回りにたくさんあります.そして,私たちが直接見てはいませんが,工業的にも非常に幅広い分野で用いられているのです.
ここでは,噴流についてダイジェスト的にまとめて,噴流ってどんなものか知っていただきたいと思います.噴流にはどういう種類があるのか?どういう人が研究してきたのか?いま噴流研究はどうなっているのか?
それでは,噴流ツアーへLet's Go!!
ここでは,私の研究の基礎となる噴流の基礎事項について書いてあります.噴流がどういうものか分かっていただけると嬉しいです. 興味のあるトピックをクリックしてください.
『私の研究』に書いてある"二次元噴流"って何?という方は,このページからどうぞ.噴流を知りたい方への易しいイントロダクション.
噴流をもっとよく知りたい,という方のために私がいままで読んだことのある本を推薦します.あまり多く読んでいないので,数は少ないです.
ここでは,私のやっていた研究について紹介します(注意: 既に管理人は大学院を修了しております).どういう流れ場を対象にして,どういう現象を見ようとしているのか?また,どういう装置を使って流れ場を計測しようとしているのか?そして,最終的にどういう結果を求めているのか?そういったことについて書いていきます.
私がやろうとしていたのは,工業分野で広く利用されている噴流(JET)の混合・拡散・騒音を制御する手法の研究です.まず,噴流の制御にはどういう種類があるのか,眺めてみましょう.
噴流の基礎事項のところで,二次元噴流について学びました.今年の私の研究は,二次元噴流を2つ並べる"二次元平行群噴流"という噴流を対象にしています.この噴流の基本的な特性について記してあります.
それでは,私は研究を通じて結局何を達成したいのか?研究の目標について,そして(成功するかどうかは知ませんが)研究の未来予想図について述べます.
私の修士論文より,今後噴流を研究される方に役立つと思われる箇所(特に"基礎事項"の章)を抜粋して掲載しております.
第1章 緒言
1.1 研究背景
1.2 乱流制御および衝突噴流の過去の研究と現状
1.3 本研究の目的
第2章 本研究に関する基礎事項
2.1 衝突噴流・衝突噴流群に関する基礎事項
2.2 平行平面噴流群に関する基礎事項
2.3 乱流制御