MALLET を利用した分析を行うには、MALLET をインストールする必要がありますが、MALLET は Java アプリケーションなので、Java の JDK をインストールする必要があります。また、MALLET のインストールには、ant というアプリケーションも必要なのでインストールする必要があります。
このページでの説明 (CaualConc 上でのインストールヘルパー) でうまくインストールできない場合は、こちらのページの説明に従って、必要なアプリケーションをインストールしてください。
CasualConc では、これらのアプリケーションをインストールするための補助機能が備わっています。ただ、すべてを GUI ではこなせないので、JDK はインストーラパッケージをダウンロードしてインストールする必要があるのと、ant のインストールには、Homebrew というパッケージマネージャを利用するので、それもインストールする必要がありますが、Homebrew のインストールには Apple 社が提供する Command Line Tools というアプリケーションの一群をインストールする必要があります。Homebrew は、MeCab のインストールなどにも利用しているので、すでにインストールされていれば、新たにインストールする必要はありません。
すでに MALLET がお使いの Mac で使えるようになっている場合は、MALLET 自体をインストールする必要はありませんが、CasualConc から使えるようにするには、ant での処理が必要なので、必要に応じて、Command Line Tools と Homebrew をインストールしてください。
ここでは、何もインストールされていない前提で進めていきます。いずれかのアプリケーションがインストールされている場合は、その部分は飛ばしてください。
まずは設定の TM で、Mallet をインストールをクリックします。
これで MALLET のインストール補助ウィンドウが開きます。左下のボタンは、Command Line Tools がインストールされていないので CL Tools インストールボタンになっています。Command Line Tools がインストールされていれば、この下で説明する別のボタンが表示されているはずです。
Homebrew がインストールされると、Java サイトへ移動ボタンが表示されるので、クリックして Oracle の Java JDK ダウンロードページに移動してください。ボタンをクリックすると、お使いの Mac のデフォルトの Web ブラウザでページが開きます。
Java JDK ダウンロードページが開いたら、インストーラパッケージをダウンロードして、JDK をインストールしてください。インストールのプロセスについては、このページに説明があるので、必要に応じて参照してください。
Java JDK がインストールされると、MALLET インストールボタンが表示されるので、クリックして MALLET をインストールします。
このインストール処理では、Homebrew のパスを通して、ant をインストールした上で、MALLET を MALLET サイトからダウンロードしてインストールします。
インストールを開始すると、MALLET を保存するフォルダを選ぶように促されます。他のファイルなどと共存させたくないので、新規にフォルダを作ってからそのフォルダを選んでください。
MALLET のインストールが終了すると、次のメッセージが表示されます。
インストールに成功すると、設定の TM にあるトピックモデルに MALLET フォルダへのパスが表示されます。
これで MALLET を使う準備ができました。
これで、メインウィンドウでトピック M が選べます。
これに加えて、結果のデータを視覚化する (グラフを描く) ために、R をインストールして使えるようにする必要があります。R のインストールについては、このページに説明があるので、指示に従って R をインストールしてください。