キーワードの左右の文脈に指定した文字列が現れるかどうかで KWIC 検索の結果を選別できます。
指定した文字列が文脈に現れる結果のみ表示させたい場合は、左上のテキストボックス近くにある文脈語にチェックを入れます。これで、検索文字列の指定と検索の範囲を指定します。デフォルトは L5 から R5 までで、左側 5 単語 (L5)、右側 5 単語 (R5) の範囲内に指定した文字列がある場合のみ結果テーブルに表示されます。検索文字列の指定は、検索語と同じく検索モードによります。CasualConc での文字列検索を参照してください。
指定した文字列が文脈に現れない場合のみ結果に表示させたい場合は、設定の Concord にあるその他で文脈にない語の指定にチェックを入れます。これで上のように除外語のテキストボックスと範囲が表示されます。
次の例は、coffee という語を検索して 290 例見つかった場合に、L5–R5 の範囲内で beans が使われている結果だけを残そうとしたものです。その結果、1 例だけ見つかりました。
次の例では、除外語に cup* を指定した場合の結果で、cup/cups が結果から排除されることがわかります。結果のヒット数を見ると、coffee のすぐ右に cup/cups がある場合以外にも、L5–R5 の範囲に cup/cups など cup で始まる語が現れる場合があったことを示しています。