CasualTranscriber
CasualTranscriber は、いわゆるテープ起こし、文字起こし作業を効率よく行うためのアプリケーションです。
OpenAI の Whisper を使った自動文字起こし機能を追加した新しいバージョン (2.9) をリリースしました (2024/11/13)。
基本機能として、
ショートカットによるメディアファイルのコントロール(デフォルトではスキップ以外は設定されていません。環境設定で指定してください。)
リンク付きタイムスタンプ
タグ入力補助機能
特殊文字入力補助機能
省略テキスト入力機能
YouTube ビデオの操作(共有が許可されている物に限る)
選択範囲のメディア抽出・保存
音量ブースト
再生速度調整
簡易 PDF スライドショー機能
少し特殊な機能としては、次のような物があります。
簡易波形表示
macOS 標準の音声認識機能を利用した自動文字起こし
New! OpenAI Whisper を利用した自動文字起こし (Whisper のインストールが必要です)
テキストデータベース機能
ファイルデータベース機能
字幕追加および、字幕の付いたメディアファイルの書き出し
音声ファイルと PDF ファイルから音声付きスライドショームービーを作成
空欄括弧作成機能(穴埋め練習問題用)
ディクテーション練習ページ作成(HTML + Javascript)
清原文代先生(大阪府立大)作成のディクテーション練習ページのデモ動画(中国語の練習 on YouTube)(このページの一番下に埋め込んだものもあります)
バグなどを見つけた場合は、コンタクトにあるアドレスへ報告してください。いつまでも直らないバグがある場合、技術的に直せない場合もありますが、ほとんどの場合は、報告がないためバグを把握していないからです。
Download: CasualTranscriber 2.9 (on Google Drive)
システム必要条件:macOS 12.3 Monterey 以降がインストールされた Mac
Last updated: 2024/11/17
現在のバージョンは、2.9.1 です。更新情報はこちらに。
現在のバージョンは Universal Binary になっています。頻繁にクラッシュする場合は、Rosetta で開く (ファイル->情報を見る) を利用して、Intel Binary で使用してください。
macOS の音声認識機能を利用した自動書き起こしの使い方に関しては、こちらのページを参照してください。
Whisper のインストールに関しては、こちらのページを参照してください。
Whisper を利用した自動書き起こしの使い方については、こちらのページを参照してください。
現在、マニュアルのアップデート中です。基本的な操作に関しては、こちらの古いマニュアルを参照してください。Google Drive に置いてあります。
CasualTranscriber 2.7 Manual (on Google Drive)
(version 2.8 は、動かなくなっていた機能の修正とインターフェイスのアップデートをしたもので、機能的には、ほぼ version 2.7 と同じです )
Mojave をお使いの方のために、古いバージョンも残しておきます。
Download: CasualTranscriber (on Google Drive)
システム必要条件:macOS 10.14 Mojave 以降がインストールされた Mac
Last updated: 2023/4/29
現在のバージョンは、2.6.8 です。更新情報はこちらに。
CasualTranscriber 2.5 Manual (on Google Drive)
2015/08/04 に外国語教育メディア学会(LET)全国大会のセミナーで使ったハンドアウトです。語学教育のリスニング教材を作成するために必要なことを、基本的な設定から順にまとめてあります。上手く開けない場合は、右クリックして新規ウインドウもしくは新規タブで開いてみてください。ファイル自体は、Google Drive にあります。
大阪府立大学の清原文代先生に作っていただいた CasualTranscriber 2.5 を使って作成したリスニング練習用のページのデモンストレーション動画です。デモの教材は中国語ですが、他の言語にも対応しています。