ここでは、基本ツールでの文字列検索について説明します。
CasualConc には、4 つの検索モードがあり、設定の一般にあるテキスト処理の検索モードか、メインウィンドウ右下にある検索モード切り替えボタンで切り替えます。
CasualConc では、Concord/Collocation/Cluster での文脈語の記録範囲や Word Count/ファイル情報での n-gram 作成などで、設定の一般にあるテキスト処理の文脈の範囲で設定した文脈の範囲が適用されます。文脈の範囲の切り替えはメインウィンドウ右下のボタンでも可能です。
コロケーションリストの作成では、段落を超えて共起する語にも意味があると考える場合は、範囲をファイルに設定してください。
n-gram の作成では、段落ごと (改行記号ごと) に区切るかファイル全体で行うかで総頻度や異なり n-gram 数には大きな影響が出ます。ただ、高頻度 n-gram については、それほどの影響は出ないでしょう。段落ごとに区切るオプションがデフォルトですが、これは、限られたメモリや処理時間を考慮して、意味のあるリストを効率的に作成するための設定です。研究目的などによって、切り替えてリストを作成してください。
広範囲モードにチェックを入れると、Concord で文脈語を指定して検索する際の文脈語の範囲や、Collocation での共起語の範囲の指定でより広い範囲が指定できるようになります。