CasualConc では、MALLET の出力ファイルを SQLite データベースに読み込んで、テーブル上に表示させて分析を行います。また結果データを R を使って視覚化することができます。ただ、そのためにはお使いの Mac に R がインストールされていて、視覚化の機能をオンにする必要があります。詳しい方法については、このページを参照してください。
CasualConc の MALLET 分析機能では、次のデータを読み込んで表示させることができます。
Diagnostics - 分析全体の診断となる多くの統計値が提示されます。また、それぞれのトピックに含まれる単語の診断結果も含まれます。
Doc-Topic (Document-Topic) - 各ファイルのそれぞれのトピックに含まれる単語が占める割合を示します。
Topic-Key-Doc (Topic-Key)
Topic-Phrase (Topic-Phrase Report)
Topic Word/Document List (Topic-Word Weight/Document-Topic)
結果表示ウィンドウ上部には、それぞれの結果をタブで選びます。それ以外の 2 つのボタンには次の機能があります。
ラベル - トピックにラベルをつける機能です。クリックするとラベル割り当てパネルが表示されます。
グラフ - データの種類に対応したグラフを描画できます。クリックすると、ウィンドウ右側にグラフオプションが表示されます。
おまけ的な機能ですが、一部のグラフの描画に使えるデータは、CasualConc の R を使った視覚化の機能でも読み込めます。
MALLET の結果を開くと、関連するコーパスが CasualConc のツールで扱えるようになります。
このように FROWN コーパスに基づいた分析の結果を開くと、FROWN コーパスの分析が行えます。
異なるコーパスに基づく複数の MALLET の分析結果を開いていると、コーパスを切り替えて分析できます。