Collocation ツールの基本は、単語・フレーズなどを検索し、検索した語 (中心語・ノード・キーワード) の前後の相対位置に現れる単語・n-gram を、全体、キーワード (中心語) の左右それぞれ、相対位置ごとに集計します。
検索自体に関しては、Concord と同じで、レギュラーモードでは、左上のポップアップボタンで検索したいコーパス・データベースを選び、テキストボックスに検索したい文字列を入力して検索ボタンをクリックします。選んだ検索モードによってどのように検索されるかが決まります。
範囲は、共起語がキーワードからの相対位置でどの範囲に現れるものを集計するのかを前後独立して指定します。前後のいずれも 0 から 10 語までを範囲に含めることができます。最大の範囲は左右 10 語 (L10–R10) です。デフォルトは左右 5 語 (L5–R5) になっています。範囲を変更した後に並べ替えボタンをクリックすると範囲の変更が反映されます。ただ、合計値を再計算するため、コーパスが小さい場合は再検索した方が早い場合があります。
Collocation では、単語を共起語として集計することが普通ですが、実験的な機能として、1 から 5 までの n-gram を共起語として集計できます。この場合は、L1 は、キーワードから 2 語前の単語からの 2 語の連語、L2 は、キーワードから 3 語前の単語からの 2 語の連語、R1 は、キーワードの次の単語からの 2 語の連語ということになります。
検索を行うと、検索結果は共起語の左右合計頻度の順に並びます。
結果の並び替えは、Word Count と同様に、ヘッダ行をクリックして行います。