Collocation でのテーブル上の結果の絞り込みを行います。
一番単純な方法は、テーブル右上にある検索ボックスに絞り込むための文字列を入力します。
次の例は、government を検索した結果の共起語の上位の単語です。テーブル右上の検索ボックスの虫眼鏡アイコンをクリックして、絞り込みのタイプを選択します。ここでは「で終わる」を選択しました。
絞り込みのタイプを選択したら、文字列を入力します。次の例は、al で終わる単語で絞り込んだものです。
Word Count にあるように Collocation にも高度な絞り込み機能がついています。
Collocation で検索を行い、結果が表示されている状態で、メニューの表から Collocation フィルタを選びます。ここでは、FROWN コーパスで、people を検索しました。
Collocation フィルタパネルが開いたら、左下の追加ボタンをクリックしてフィルタを追加し、対象列とフィルタタイプ、値を入力します。通常の結果にフィルタをかける意味はあまりありませんが、ここでは、左合計と右合計を指定して、左側に多く現れる単語に絞り込む例を示します。
まずは、追加を 2 回クリックして、フィルタを 2 つテーブルに追加します。追加したら、対象列で、左合計と右合計を選びます。ここでは、左側に多く現れる単語をみたいので、左合計の方を以上に設定し値に 20 を入力します。右合計の方は、フィルタタイプを以下に設定し、値に 5 を入力します。これで、適用をクリックすると、結果テーブルには、左合計が 20 回以上現れ、右合計が 5 回以下の単語が残ります。
FROWN には、左右 5 語以内の範囲で、people という単語の左側に 20 回以上現れて、右側には 5 回以下しか現れない単語が 4 つあることがわかりました。
このフィルタ機能は、コロケーション統計を計算した際に、強力なツールとなります。