Concord の結果をコピーするには、コピーしたい結果を結果テーブルで選択してコンテクストメニューから、選択した行をコピーもしくは選択した行をスタイル情報を保持してコピーを選びます。また、ショートカットでもコピーできます。その際は、スタイル付きにするかどうかを設定の Concord で指定します。
スタイル情報を保持してコピーすると、設定の Concord にある結果のコピーで選択した情報やオプションが適用されてコピーされます。
文脈語の色 - 文脈語についた色をそのまま保持してコピーされます。
文脈語のスタイル - フォントやキーワードの太字、文脈語を指定して検索した場合の下線などのスタイルが保持されます。
TAB 挿入 - 検索語 (keyword) の前後に TAB が挿入されます。
ファイル名 - 各行のファイル名がタブ区切りで追加されます。
ショートカット - これはコピーされる情報のオプションではありませんが、⌘ + C でのショートカットによるコピーでコピーされる情報のタイプを指定します。プレインを選ぶと、コピーされる結果はプレインテキストで色やスタイルは無視されます。スタイルを選ぶと、結果表示のスタイルが保持されてコピーされます。
スタイル付きのテキストは、Microsoft Word/Excel や Numbers で、スタイル付きのテキストとして貼り付けることができますが、Pages ではプレインテキストで貼り付けられてしまいます。
テーブルの結果は、保存もしくは書き出しができます。メニューのファイルから保存もしくは書き出しを選びます。
保存 - XML 形式のファイルで結果が保存されます。保存したファイルは CasualConc で読み込むことができます。他のアプリケーションで結果を利用することは考慮されていません。
書き出し - コピーと同じく、他のアプリケーションなどで結果を利用するために保存する場合は、書き出しを選んでください。
オプションは、以下の通りです。
文字コード - フォント情報を保持しない場合は、タブ区切りのプレインテキストとして保存されるため、文字コードを選択します。通常は UTF-8 のままでいいでしょう。
フォント情報保持 - フォントの情報を保持したまま保存されます。ファイル形式は RTF になります。
文脈語色付け - 文脈語の色をそのまま保持します。
文脈語スタイル - 太字や下線などのスタイルを保持します。
キーワードの前後にタブ記号を挿入 - Numbers や Excel などで、キーワードと文脈を別の列にしたい場合にチェックを入れます。
文脈語 - 指定した範囲の文脈語をそれぞれ独立して記録します。
ファイル名 - それぞれの行のファイル名を記録します。
コーパス・データベース名 - レギュラーモードで、それぞれの行のコーパス・データベース名を記録します。
最大文脈範囲 - デフォルトでは結果テーブルに表示されている範囲の文脈が保存されますが、これにチェックが入っていると、保持している文脈のテキストすべてを保存します。文脈の範囲が段落であれば、改行記号で区切られた部分までのテキストということになります。