韓国・仁川セミナー

【海外セミナー】

2023年度報告書

授業について

プログラムの中で韓国語の授業は25時間あり、1コマ3時間で構成されています。午前中の授業は9時半から12時、午後も授業がある日は1時間半の休憩をとって14時から17時まで授業を行いました。一日授業がある日もあれば、午前のみ、午後のみという日もありました。

授業は、★初級1、★初級2、★中級、★高級の4クラスに分かれて行われました。事前のアンケートでクラス分けされていましたが、実際に授業を受けてみた上で、自分に合うクラスに移動が可能でした!授業最終日にはテストがあり、最後の修了式では各クラス2名ずつ成績優秀者が表彰されました。

初級1

初級1は10人で授業を受けました。

授業はパワーポイントと黒板を使用し、ペアで韓国語の会話やゲームをしながら楽しく行われました。日本語で進められ、韓国語の読み書きから日常会話まで、基礎を丁寧に教えてくださいました。先生は日本語がとても上手なので、遅れることなく、楽しく授業を受けることができました。

初級

初級2は約20人で授業を受けました。パワーポイントと黒板を使い、クイズなども交えながら楽しく授業が行われました。先生はとてもフレンドリーで話しやすく、分からない所があれば理解できるまで説明してくださいました。

また、説明は全て韓国語ですが、初級2の私たちに合わせて、わかりやすい表現やジェスチャーを使って教えてくださいました。

中級

中級は男子1人、女子11人の計12人で授業を受けました。

授業はパワーポイントと黒板を使い、教科書の内容に沿って進められました。韓国人の先生だったのですが、簡単な単語を使って説明してくださいました。先生と個人で会話をする機会があり、教科書やワークブックは日本語に訳されていたので、スムーズに楽しく授業を受けることができました。

高級は約15人で授業を受けました。

パワーポイントと黒板を使って授業が進められました。基本的に、本文を学習し、学生同士で話すという流れでした。本文をリスニングし、そこで出てきた文法を使ってペアで会話をしたり、自分で文を作り、グループで発表したりしました。先生はみんなに話しかけてくださり、楽しめるようゲームなどをしてくださいました。

学生寮について

学生寮は仁川大学内にあり、授業やオリエンテーションを行う建物から、徒歩10分ほどの場所にありました。男子は第二学生寮、女子は第三学生寮を使用しました。

学生寮への出入り

各部屋のカードキーをかざして中に入りますが、2人以上で同時に出入りすることはできません。

出入り時間は、開場時間 AM5:00 閉鎖時間 AM0:00 でした。

部屋について

1部屋2人ずつで、仁川大学の方に割り当てられました。室内は、シャワー、トイレ、ベッド、勉強机があり、収納スペースが多いです。(女子部屋はシャワー、トイレ別、男子部屋はユニットバス)

布団は大学から支給され、トイレットペーパーなどの備品は各自で購入しました。各部屋にはWi-Fiが完備されていました。

洗濯室

各寮1つの階に洗濯室が設置されていました。

・洗濯は38分、乾燥は45分かかり、台数が限られていたため混む時間もありました。

・洗濯機を利用するのに洗濯カードを189円(1,699ウォン)で購入し、そのカードにチャージをしながら使用しました。

・1回の洗濯で90円(809ウォン)、1回の乾燥で98円(881ウォン)かかりました。

・洗剤は別で、1回分が売られていましたが、日本でドラム式洗濯機用の洗剤を買って持って行くと良いと思います。

・乾燥機を利用しても乾いてない場合があるので、ハンガーなどの物干しを持参することもおすすめです。

キッチン

洗濯室同様、各寮にキッチンがあります。

キッチンには冷蔵庫、電子レンジ、食事ができるスペースがありました。

各階ごとに冷蔵庫が割り振られていて、自分の階が書いてある冷蔵庫を使用しました。

他人のものと区別するため、自分のものには名前や分かりやすい印をつけて使用しました。(わかりやすいように部屋番号を書きました。) 多くの人が利用するため、常に冷蔵庫内は満杯でした。

ジム室

ジムは各寮に完備されています。

予約や手続きは必要ないため、寮で生活する学生は自由に利用できます。

ジム内には、筋トレ器具やランニングマシーン、サイクリングマシーン、ヨガマットやダンベルなどがあり、夜の10時以降は人が多かったです。 

門限

門限は0時、朝5時から外出可。

コンビニ・カフェ・食堂

寮の1階に生活必需品や食べ物を購入できるコンビニがあります。

近くにカフェや食堂があり、授業前や休憩などに利用することができました。

大学付近にあるもの

ダイソー

スターバックス

オリーブヤング

ロッテマート

飲食店

現地生活について

費用について

私は、日本で10,000円分を韓国ウォンに替えました。レートによって金額が変わりますが、今回は手数料込みで約80,000ウォンに換えることができました。しかし韓国はキャッシュレス化がかなり進んでいるので、基本はクレジットカードで支払いをしました。私はVISAカードを持って行きましたが、違うカード会社のカードを持って行っている人もいたので、基本どのカード会社でも使用できると思います。不安な人は国際ブランドのカードを持っていくと良いと思います。

バスや地下鉄など、必要な交通手段は仁川大学で配布されたT-moneyカードにウォンをチャージして利用しました

タクシーはクレジットで精算できました。そのため現金を使う機会はT-moneyカードにチャージする時や屋台でクレジットカード決済ができない時だけでした。

緊急で必要になっても換金できるため、現金を多く持って行く必要はないと思います。明洞で換金した際は、5,000円が45,000ウォンになったので、レートも現地の方が良いと思います

〈食事〉

学校がある日は昼食が提供されることが多いです。朝食や夕食などはコンビニで購入したり、お店で食べたりしました。お店で食べると1500円くらいかかりました

〈乗り物〉

自由時間に移動する時や学校のプログラムで専用バスが利用できない時は、自費で地下鉄やバスに乗りました。専用カードに現金をチャージして乗ることができます。値段は日本に比べると安く、1回200円くらいでした

土日の過ごし方について

土日は一日中自由のため、各々でしたいことをしました。特にソウルへ買い物に行く人が多かったです。その他にも仁川の観光地に行く人もいました。カフェ巡りをしたり、韓国の美味しいものを食べたり、買い物を楽しんだりしました。服や雑貨など可愛くて安いものがたくさんあり、すごく楽しかったです。 

仁川からソウルまで地下鉄で約1時間半ほど離れたアイドル関連の場所にも行きました。乗り換えなど、日本との違いを楽しむことができました。 

食事について

食事は学校から支給されるものが決まっていて、「何日の昼に何を食べる」といったスケジュールが初日に配布されました。サムゲタンやサムギョプサルなどの韓国料理やピザ、サンドイッチ、チキンといった昼食もありました。 

間食も用意されていることがあり、アイスクリームやクルミ饅頭、イチゴミルクなどがありました。また、遊園地ではミールクーポンが配布されました。 

休日や食事が支給されない日は、あらかじめ行きたい場所を選んだり、バディにおすすめの場所を聞いたりして、各自好きな場所で好きなものを食べることができました。例えば、友達とソウルに行き、カフェで食事をしたり、大学周辺の食堂で現地グループと食事をしたり、バディに協力してもらい、出前を頼んで宿舎で食べることもできました。

課外活動について

仁川大学校によって計画されたもので、韓国について深く知ることができる活動となっています。バディと一緒に観光名所や都市へ行き、文化体験をしたり、野球観戦をしたりしました。さらにキャンパスツアーもあり、大学のことについて知る機会がありました

野球観戦

バディと一緒に仁川にある文学競技場で野球観戦をしました。グループ別に応援グッズを揃え、食べ物や飲み物を自由に買って応援しました。攻撃の際に音楽が流れ、それに合わせてステージの上でダンスをしている女性グループがいました。観客も掛け声やダンスに合わせて盛り上がっていました。空き時間には流行りのK-POPに合わせて女性グループが踊るパフォーマンスもありました。 

ソウルツアー

ソウルツアーではバディと一緒に貸切バスに乗り、文化体験をしたり、博物館に行ったりしました。

2チームに分かれ、チーム1は午前に仁寺洞の韓服屋でチマチョゴリ体験をし、午後は国立中央博物館に行きました。チーム2は午前に国立中央博物館に行き、午後にチマチョゴリ体験をしました。

チマチョゴリ体験では好きなチマチョゴリを選んで着用し、綺麗に装飾された室内でたくさんの写真を撮りました。チマチョゴリを着て外出できたので、プリクラを撮ったり、外で写真を撮ったりしました。

国立中央博物館では音声ガイドを聞きながら、歴史ある土器や敬天寺十層石塔を見たり、今だけ見ることができる掛仏を見たりしました。

灯篭作り

バディと担当者を招いて灯篭作りをしました。

その前にK-POPの歴史を学んだり、歌やダンスをしたりして楽しい時間を過ごしました。

灯篭作りでは、自分の好きなアイドルのロゴやキャラクターなどを描いて、綺麗に光る灯篭を作りました。

最後に、みんなの前で自分が作った灯篭について発表しました。

エバーランド

エバーランドに行きました。

通訳担当の方々と約2時間かけてバスで移動しました。

入園後に仁川大学校の先生にカチューシャや小物を買って頂き、各自自由に行動しました。

木造のジェットコースターはスリル満点で、とても楽しかったです。

その他にも、シューティングゲームをしたり、ボートで湖の上を冒険したりしました。

帰る前に、アイスを買って頂き、みんなで食べました。天気も良くてとても良い1日になりました。

キャンパスツアー

各グループに分かれて、バディが大学内を案内してくれるキャンパスツアーがありました。敷地がとても広く、回りきることができないほどでしたが、私たちが授業を受ける場所や食堂の場所などを丁寧に説明してくれました。とても綺麗な敷地で、2週間を快適に過ごすことができるキャンパスでした。

これから参加する方へ

今回の仁川セミナーは、授業を含むすべてがとても貴重で、有意義な時間でした。他国で授業を受けるのは不安だと思いますが、自分に合ったクラスで授業を受けることができるので、安心して勉強できます。

そして、わからないことや困ったことがあれば、仁川大学校の学生や先生方が優しくサポートしてくれます。授業についていき、たくさんのことを学ぶためにも、留学が決まったら日本で少しでも勉強し、韓国で充実した時間を過してください。韓国で過ごす2週間は、授業だけでなく、日常生活そのものが勉強となり経験になります。実際に韓国へ行くことで得られる知識や経験もたくさんあります。少しでも興味を持ったらぜひ参加してみてください!

2週間はあっという間でしたが、素晴らしい思い出になりました!

報告書PDF(学生専用)

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仁川グループA(授業について).pdf
仁川グループB(寮について).pdf
仁川グループC(現地生活について).pdf
仁川グループD(課外活動について).pdf

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