韓国・仁川セミナー

【海外セミナー】

世界が広がった約3週間

2019年8月(約3週間)

若狭 陸志(参加時2年生)

経済科学部経済情報学科

先生のひとことがきっかけ

 私が韓国語に出会ったのは大学に入学してからでした。初修外国語で韓国語を履修しましたが、その理由は、どうせ学ぶなら近隣の国のほうが役に立つのではないかという漠然としたものでした。授業を受ける中で伸び悩み苦しい時期もありましたが、1年間学習を続けていくうちに韓国語を学ぶ楽しさを覚え、2年生でも韓国語の学習を続けることを決めました。セミナーの参加は1年生の頃から促されていましたが、2年生になり基本が身についたこともあり、セミナーに興味を持った時に先生から「最近頑張っているし、セミナーで韓国へ行ってみてはどうか」と背中を押され参加を決めました。

充実の日々

 私たちが韓国に到着すると、受け入れ先である仁川大学校のバディの学生たちが出迎えてくれました。仁川大学校での韓国語授業はレベルに合わせて5クラスに分かれて行われました。私のクラスは先生が日本語を話せない方だったこともあり、全て韓国語で行われたため、必死についていく過程で聴く力が伸びたように思います。授業以外の自由時間には、バディがサムギョプサルやトッポッキといった韓国料理の店へ連れていってくれたり、買い物や遊びに誘ってくれたりと充実した時間を過ごすことができました。 

周りから受けたたくさんの刺激

 セミナーには他大学の学生も参加していました。他大学の学生の中には韓国語などの言語を専攻で学んでいる学生や過去に韓国への留学経験を持つ学生も多くいました。また、バディの紹介で仁川大学校に留学中の学生と話す機会もありました。バディは日本語も話せましたが、前述の人たちはバディと韓国語で会話しており、現地の人が発する言葉もしっかり理解していました。私は彼らの姿に強い憧れを抱き、これからも学び続けて韓国語で話せるようになりたいという明確な目標を持つことができました。

積極的に挑戦することの大切さ

 セミナーに参加して感じたことは、積極的に挑戦することの大切さです。私はこれまで海外に行くという経験をしたことがありませんでした。しかしセミナーで異国の地の文化や、生の韓国語に触れ、現地の人と会話を交わすなど、日本では絶対体験できない充実した時間を過ごすことができました。迷うくらいならやってみるという気持ちを持ち、これからの生活にも生かしていきたいと思います。海外セミナーへの参加を迷っている人がいたら、絶対に参加したほうがいいと断言できるほど貴重な経験ができました。