ベトナム・RMIT英語セミナー

【海外セミナー】

英語だけじゃない

2019年8月~2019年12月(約5か月間

三浦 聖也(参加時2年生)

商学部商学科

自分を厳しい環境に

 僕が留学をしようと決意した理由は大学一年生の頃にホテルでアルバイトを始めた時に外国人観光客と接する機会が多く、将来英語が絶対に必要になると感じたからです。また、なぜアメリカやイギリスなどの母国語が英語の国のセミナーにしなかったのかというと、それらのセミナーは募集人数が多く自分の性格上日本人と多くの時間を過ごしてしまうと感じ、自分を厳しい環境に置きたいと考えたからです。さらに、ベトナムは東南アジアということもあり、欧米圏よりも安価で且つより長く滞在できる点もこのセミナーを選んだ一つの要因です。

英語留学と将来について考える留学

 授業は午後から4時間ありました。Speaking & ListeningとReading & Writingの授業を2時間ずつ学びます。自分以外のクラスメイトは全員ベトナム人だったので時々孤独感を感じることもありますが、みんな優しく接してくれました。先生はベトナム人ではなく、英語のネイティブの先生で授業もゲームを取り入れたりと楽しく英語を学ぶことができました。授業ではディスカッションを重視しており、毎週異なるトピックについて様々な立場・側面から話し合います。考えがまとまらない時は先生が助言をしてくれたりと、あくまでも自分で考えることが必要でした。課題は週2個ほどSpeaking・Listening・Reading・Writingの中からでます。先生がすべての課題を細かく添削してくれます。特にWritingは非常に身に付いたと感じています。授業が1日4時間しかないので、基本的に自由な時間は多かったです。週末は日本人バスケットボールチームの練習に参加したり、英語を喋る機会を求めて英語クラブに行ったり、とにかく行動しようと努力しました。また、ベトナムでインターンをしている日本人学生と交流して情報を交換したりと、英語を学べると同時に将来のことについて考えることができる良い期間だったなと思います。

生き生きとしたベトナム人

 日本では満員電車で会社員が眠たそうに出勤しているのをよく見かけますが、ベトナム人の多くはよりパワフルで自分の仕事を楽しんでいるのが伝わってきます。さらにYes・Noをはっきり言うので自分の伝えたいことをより明確に簡潔に言っています。こういうことは多くの日本人が苦手にしていることだと感じています。僕もその中の一人です。しかし、将来仕事に就いたときにそんな遠慮をしていてはダメだと思います。また、日本では当たり前のことが海外では違うことが多々あるので、自分の価値観が広がったと感じています。今後の就職活動や就職後にこの発言力と価値観を生かしていきたいです。