バレンシアカレッジ・ディズニーセミナー(8月派遣)

【海外セミナー】

キャリアアップのための挑戦

2018年8月~2019年1月(約5か月間)

佐藤 大典(参加時4年生)

人文学部英語英文学科

新たなる挑戦

 私が留学を決めた理由は、新しい経験(チャレンジ)をすることで、自身のキャリアアップをするためです。このプログラムに応募したとき、私はすでに3年生で就職活動を始めており、それを一旦中止してまでプログラムに参加することに不安もありました。しかし、ウォルトディズニーワールドでインターンシップを経験することにより、より高いレベルの接客スキルとビジネス英語を学べることに魅力を感じ、参加を決意しました。

自身の成長

 私は、マジックキングダム(パークの一つ)にあるレストランで働いていたのですが、そこで涵養されたスキルが主に二つあります。それは、「忍耐力」と「臨機応変に対応する力」です。私は、そのレストランで複数の仕事(ポジション)を担当していたのですが、フロント(チェックイン担当)やゲートキーパー(外でゲストを迎える係)のポジションでは、直接、ゲストと接する機会が多くありました。そのため、レストランに関する情報のみならず、パーク内のアトラクションやレストランに関する質問やリクエスト、意見に一つ一つ対応していかなければいけませんでした。そのような環境で、常に笑顔で英語を使いながら分かりやすく説明する力や、状況やゲスト一人一人に合わせて、臨機応変に対応する力を身に付けることができました。

ネガティブからポジティブへ

 留学する以前の私は、何かをするとき(勉強をするなど)、まずしっかり考えてから行動するような性格でした。心配性でもあり、失敗を恐れるなどネガティブに考えていたことが多かったように思います。この留学を通して、仕事でミスをしたり、授業についていくことが大変であったり、ルームメイトや職場の同僚と上手くいかなかったりしたこともありました。そのような経験のおかげで、少しずつ自身を向上させるために前向きに考えられるようになりましたし、困難な状況でも臨機応変に1つ1つ対応できる力を身に付けることができました。今後は、就職活動に取り組みますが、自分の限界を勝手に決めてあきらめるのではなく、様々な業界、業種の企業にチャレンジしていきたいですし、私が興味のある接客業であれば、ディズニーで学んだ「ゲストの幸せを第一に考えるサービス」を日本のホスピタリティーも加えながら活用していきたいと思います。

皆さんへのメッセージ

 ディズニープログラムは、英語を使いながら授業を受け、世界中の人々と交流し、何より「夢の世界」で働くことができるという点で非常に魅力的です。参加を決めるまでには少し不安があると思いますが、インターンシップと英語の勉強が両方経験できる絶好の機会...皆さんが少しでも興味を持って、このプログラムに参加してくれたら嬉しいです。