「猫の妙術」現代語訳(下)

※「猫の妙術」は、江戸期に刊行された『田舎荘子』の一節。版本は享保12年(1727)のものが九州大学に、出版年不明のものが早稲田大学に所蔵。著者は関宿藩士であった丹羽十郎左衛門忠明とされ、佚斎樗山の筆名で刊行された。

内容は上掲の一節同様、動植物の対話形式を取り、荘子の思想をかみ砕いて教える寓話集、とされる。

なお原文はhttp://www.shuhari.info/neko.htmlを参照させて頂き、http://www.uranus.dti.ne.jp/~hyamada/echigo/neko.htmと校訂した上で、後者を採用し、一部改めた。この場にて御礼申し上げます。