杖道用語辞典 さ

さかん(左貫)

全剣連制定杖道形五本目。水月を突いてくる太刀を、体をかわしている杖で受け流し、突外打の要領で太刀を打ち落とし、さらに相手が構えた太刀を、引き落とし打ちする技。

さげじょう(提杖)

杖道の姿勢の1つ。自然体で立ち、左手で杖の中央部を握り、杖先を下に向ける。立杖と異なり、杖先を床に付けない。

さげとう(提刀)

太刀の構え方の1つ。右手で持ち、刃は上向き。

ざれい(座礼)

杖道の礼法の1つ。道場中央下座にて、約3歩の距離で向かい合い、正座して行う。

ざんしん(残心)

打突を終えた後も油断せず、相手を注視しその動きに備えること。