杖道修行上の心構えについて記せ。

精神の修養と身体の鍛錬を第一義とする。正しく真剣に学び、心身を錬磨して旺盛な気力を養い、杖道の特性を通して礼節を尊び、信義を重んじ、誠を尽くして常に自己の修練につとめ、以て国家社会を愛して広く人類の平和繁栄に寄与できるよう心がける。

即ち冒さず冒されずの自己を養い、応分に社会有為の者となり、有形無形に拘わらず、他を害すること少なき人格を目指す。