杖道用語辞典 た

たいあたり(体当)

正面から打ちかかる太刀を、繰付の要領で受け、すかさず左拳を相手の水月、右拳を顔面にとり、体当たりする技。

たいとう(帯刀)

太刀の構え方の1つ。左体側の帯に差す。

たいはずしうち(体外打)

正面に切りかかる太刀を、体を後退させて外し、すかさず太刀を、相手の右斜め後ろに打ち落とす技。右・左の2種類がある。

たち(太刀)

杖道の主武具の一つ。全剣連では、長さ101.5センチ、柄の長さ24.2センチ、材質は白樫、鍔は革製、反りは1.5センチと定めている。

たちおとし(太刀落)

全剣連制定杖道形八本目。正眼に構えた打太刀に対し、隙を見て体をかわして頭部を打ち、すかさず繰り付け、後退するところを返突・引落打と、続けて攻撃する技。

たんどくどうさ(単独動作)

基本技を、仕杖一人で演武すること。