杖道用語辞典 こ
こぎしん(狐疑心)
キツネのような用心深さのこと。ただしそのために、迷いと隙が生じるため戒められる。
こりゅう(古流)
全剣連杖道の母体となった、神道夢想流杖術のこと。形は以下の通りとされる。
表 太刀落(たちおとし)鍔割(つばわり)着杖(つきづえ)引下げ(ひっさげ)左貫(さかん)右貫(うかん)霞(かすみ)物見(ものみ)笠の下(かさのした)一礼(いちれい)寝屋内(ねやのうち)細道(ほそみち)
中段 一力(いちりき)押詰(おしづめ)乱留(みだれどめ)後杖(前、後)(うしろづえ)待車(たいしゃ)間込(けんごめ)切懸(きっかけ)真進(しんしん)雷打(らいうち)横切留(よこぎりどめ)払留(はらいどめ)清眼(せいがん)
乱合 大太刀(おおだち)小太刀(こだち)
影 太刀落(たちおとし)鍔割(つばわり)着杖(つきづえ)引下げ(ひっさげ)左貫(さかん)右貫(うかん)霞(かすみ)物見(ものみ)笠の下(かさのした)一礼(前、後)(いちれい)寝屋内(前、後)細道(ほそみち)
五本の乱 太刀落の乱(たちおとしのみだれ)左貫の乱(さかんのみだれ)間込の乱(けんごめのみだれ)霞の乱(かすみのみだれ)斜面の乱(しゃめんのみだれ)
五月雨 一文字(いちもんじ)十文字(じゅうもんじ)小太刀落(こだちおとし)微塵(表、裏)(みじん)眼潰(がんつぶし)
奥伝 先勝(せんがち)引捨(ひきすて)小手搦(こてがらみ)十手(じって)打分(うちわけ)水月(すいげつ)左右留(さゆうどめ)小手留(こてどめ)突出(つきだし)打附(うちつけ)見替(みかえり)阿吽(あうん)
秘伝極意(五夢想の杖) 闇打(やみうち)夢枕(ゆめまくら)村雲(むらくも)稲妻(いなずま)導母(どうも)