Ⅱ－３ 化学変化型
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化学変化を利用するもの
１7種類
今中 忠行
名称 :ギャレット電解キャブレター(Garrett's Electrolytic Carburetor)発案者:チャールズ.H.ギャレット(Charles Henry Garrett)場所 :アメリカ年代 :１９３２年米国特許 US２００６６７６A水燃料電池で有名なスタンリー・マイヤーの約５０年前、なんと既に同じような発明が存在した。彼の名前はチャールズ.H.ギャレット。彼は電気に詳しい人物で、ラジオや信号機などを作った。また、ダラスのラジオ局で初代アナウンサーを勤めるなど多才な人物だった。そのため、キャブレターを発明する以前から知名度があった。１９３５年９月８日、彼はダラスモーニングニュースにおいて、自分で作ったキャブレターを搭載した水燃料車のデモを行ったとされている。少なくとも 「数分間」は働いたと記事は報じている。同年発行のギャレットの特許によれば、電気分解で水素と酸素を発生させ、空気を混ぜ合わせた混合ガスを生成する装置と説明されている。このキャブレターは、通常のフロート型であり、下部に電解板を備えた図が含まれている。(フロートは水位を維持するために使用されている。)
ギャレットの特許には、電気分解により容易に水素が生成されることが記載されていた。この技術は新しいエネルギー源として注目されたが、新しいエネルギー源は確認されず普及することはなかった。
※キャブレターガソリンや液化石油ガスなどを燃料とする予混合燃焼機関において燃料を空気と混合する装置。動画:サイト:ギャレットウォーターキャブレター
ギャレットの特許には、電気分解により容易に水素が生成されることが記載されていた。この技術は新しいエネルギー源として注目されたが、新しいエネルギー源は確認されず普及することはなかった。
※キャブレターガソリンや液化石油ガスなどを燃料とする予混合燃焼機関において燃料を空気と混合する装置。動画:サイト:ギャレットウォーターキャブレター
名称1 :ポーグ電解キャブレター(Pogue electrolytic carburetor)名称2 :ウィニペグキャブレター(Winnipeg carburetor)発案者:チャールズ・ポーグ(Charles Nelson Pogue)場所 :カナダ年代 :１９３０年代カナダの機械工であり発明家であるチャールズ・ポーグは１９３０年代に奇跡のキャブレター(ウィニペグキャブレター)の一連の米国特許を申請した。これにより、車は1ガロンあたり200マイル(1.2 L / 100 km; 240 mpg-imp)を達成できるとされている。それは気化キャブレター、または触媒キャブレターとして説明されている。しかし、1936年(おそらく1932年)の発表に続いて、検証可能なテストやデモンストレーションは行われていない。動画:
名称 :ホッグHHOガス生成器発案者:調査中場所 :オーストラリア年代 :調査中Selwyn Harris氏が提案した装置で、特にHHOガスの効率的な生成に焦点を当てている。設計は非常にコンパクトで、ステンレススチール製のメッシュ電極を利用して電解質を循環させている。雨水を利用してHHOガスを生成するので、環境への影響も最小限。HHOガスはエネルギー効率が高く、発電機を動かすことが可能なほど。
磁石の配置がガス生成に直接影響を与える独特な特徴を持つ。さらに、装置全体が標準的なプラスチック配管素材で作られているため、比較的簡単に構築できるとされている。動画:
磁石の配置がガス生成に直接影響を与える独特な特徴を持つ。さらに、装置全体が標準的なプラスチック配管素材で作られているため、比較的簡単に構築できるとされている。動画:
名称 :長谷部HHOガス生成器発案者:長谷部シゲタ(名前調査中)場所 :日本年代 :１９７８年１９７８年８月、長谷部シゲタは電解装置(HHO生成器)を設計した。らせん状の電極二つが噛み合うように米国特許4,105,528を取得した。動画:HHO - SHIGETA CELL
名称 :長谷部・繁田セル発案者:長谷部シゲタ(名前調査中)場所 :日本年代 :１９７８年動画:
名称 :ロス電解システム発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中動画:
名称 :スタンリー・マイヤー・ブラウンガス生成器発案者:スタンリー・マイヤー(Stanley Allen Meyer)場所 :アメリカ年代 :１９８０年頃少なくとも1980年の時点で、スタンリー・マイヤーは水上を走る砂丘バギーを作ったと主張したが、その動作様式については一貫性のない説明をしていた。いくつかのケースでは、彼はスパークプラグを「水割り器」に交換したと主張し、他のケースでは、水を水素と酸素に分解する「燃料電池」に頼っていると主張された。彼が主張する「燃料電池」は、電気共振を受け、水ミストを水素と酸素ガスに分解し、従来の内燃機関で水蒸気に燃焼させて正味のエネルギーを生成する。マイヤーの主張は独立して検証されることはなく、1996年にオハイオ州の裁判所で彼は「甚だしくひどい詐欺」で有罪となった。彼は1998年に動脈瘤で亡くなったが、陰謀論者は彼が毒殺されたと主張している。動画:
名称 :スタンリー・マイヤー・ブラウンガス生成器発案者:スタンリー・マイヤー場所 :アメリカ年代 :１９８０年頃動画:
名称 :スタンリー・マイヤー・ブラウンガス生成器(回路図)発案者:スタンリー・マイヤー場所 :アメリカ年代 :１９８０年頃動画:
名称 :アグエロ水エンジン発案者:ホアン・アグエロ場所 :調査中年代 :調査中動画:
名称 :クライン電解装置発案者:デニス・クライン(Dennis Klein)場所 :年代 :２００２年2002年、Hydrogen Technology Applications社は電解装置の設計の特許を取得し、この装置によって生成される水素酸素ガス混合物を指す「Aquygen」という用語を商標登録した。もともとは酸素アセチレン溶接の代替として開発されたが、同社は「Aquygen」の製造によって水上でのみ車両を走らせることができると主張し、「マグネガス」と呼ばれる証明されていない物質の状態と、その結果を説明するためにマグネキュールに関する信用できない理論を援用した。創業者のデニス・クラインは、米国の大手自動車メーカーと交渉中であり、米国政府は彼の技術を使用したハマーを製造したいと主張した。現在、同社はもはや水のみで自動車を走らせることができると主張しておらず、代わりに燃料効率を高める技術として「Aquygen」生産を販売している。したがって、水を燃料とする自動車ではなく水素燃料の強化に力を入れている。動画:
名称 :カーペンの電池発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中動画:なし
名称 :オックスフォード電鈴発案者:不明場所 :年代 :１８４０年(１８２５年)乾電堆（電池の一種）2本の下にそれぞれ真鍮製の鈴を置いた構造をしている。乾電堆は直列に接続されている。鐘の舌に当たるのは、電堆の間に吊り下げられた直径4 mm (3⁄16 in)の金属球で、これが静電力によって電鈴を交互に鳴らす。金属球が一方の鈴に触れると、その鈴につながっている電堆によって帯電し、静電的に反発してもう一方の鈴に引き寄せられる。もう一方の鈴に触れると同じことが繰り返される。静電力を利用しているため運動を作り出すには高い電圧が必要だが、鈴から鈴へ運ばれる電荷はごくわずかである。この装置が作られてから現在に至るまで電堆が消耗せずにいるのはそれが理由である。発振周波数は2ヘルツである。乾電池の正確な組成は不明だが、絶縁のために溶けた硫黄が塗られていることがわかっており、ザンボニー電池ではないかと考えられている。
かつてこの種の装置は、電気作用の2つの異なる理論、接触張力説（当時主流であった静電原理に基づく科学理論）と化学作用説を検証する重要な役割を果たしていた。
オックスフォード電鈴は永久機関を実証していない。オックスフォード電鈴はいずれ乾電堆の電荷が均一に配分された時点で停止する（それより先に金属球が摩耗するのでなければ）。オックスフォード電鈴は1840年以来、約100億回鳴り続けており、「世界で最も長く鳴り続けている電池式の鈴」としてギネス世界記録に認定されている。
動作1840年以来、湿度が高くなったために何度か一時的に中断したのを除けば、連続して作動している。オックスフォード大学によると、電鈴は1825年に建設された可能性がある動画:Oxford Electric Bell II
かつてこの種の装置は、電気作用の2つの異なる理論、接触張力説（当時主流であった静電原理に基づく科学理論）と化学作用説を検証する重要な役割を果たしていた。
オックスフォード電鈴は永久機関を実証していない。オックスフォード電鈴はいずれ乾電堆の電荷が均一に配分された時点で停止する（それより先に金属球が摩耗するのでなければ）。オックスフォード電鈴は1840年以来、約100億回鳴り続けており、「世界で最も長く鳴り続けている電池式の鈴」としてギネス世界記録に認定されている。
動作1840年以来、湿度が高くなったために何度か一時的に中断したのを除けば、連続して作動している。オックスフォード大学によると、電鈴は1825年に建設された可能性がある動画:Oxford Electric Bell II
名称 :ザンボーニの振り子(ザンボーニ電池)(Zamboni's pendulum)(Zamboni's pile)発案者:ジュゼッペ・ザンボーニ(Giuseppe Zamboni)場所 :イタリア年代 :１８１２年ザンボーニ電池（ザンボニー電池）は１８１２年にジュゼッペ・ザンボーニにより発明された初期の電池である。非常に長い時間稼働するため永久機関の例としてよく取り上げられている。当時はエネルギー保存則が知られていなかったため、本当の永久機関だと思った人は多かっただろう。
動作原理ザンボーニ電池は静電気電池であり、金属球がついた振り子が帯電した電池の極をクーロン力により往復し続けるものである。① 金属球はマイナスに帯電した電極に引きつけられる。② 金属球が電極に接触すると、球は電極と同電位(マイナス)になり反発する。③ マイナスに帯電した金属球は反対側のプラスの電極に引き付けられる。④金属球が電極に接触すると、球は電極と同電位(プラス)になり反発する。
電池の構造銀箔、亜鉛箔、紙の円板で作られる。もしくは、銀紙（片面に薄い亜鉛層をつけた紙）を片面に箔押しした円板もしくは酸化マンガンと蜂蜜を塗った銀紙の円板を使うこともできる。直径約２センチの円板は数千枚単位で積み重ねられ、その後エンドキャップ付きのガラス管で圧縮されるか、木製のエンドプレート付きの3本のガラス棒の間に積み重ねるかして、溶けた硫黄かピッチに浸すことで絶縁する。
電池の性能１つの電池当たりの起電力は約0.8Vである。何千も積み重ねるとキロボルト範囲の出力電位差を持つが、出力電流はナノアンペア範囲である。この電池は亜鉛が完全に酸化されるか、マンガンが使い果たされると、すべての動作が最終的に停止するため、永久機関ではない。
備考同じ原理で動くフランクリンのベルという装置があるが、これを元に作られたかは不明。ザンボーニのアイデアに基づいて、時計職人のカルロ・ストレイジグが１８１７年頃製作した「永久時計」は、ザンボーニの振り子を用いた世界初の電気式時計である。残念ながら１５０年ほど稼働した後に止まった。１８４０年より切れ目なく鳴り続いている有名なオックスフォード電鈴は１組のザンボーニ電池により動いていると考えられている。動画:
動作原理ザンボーニ電池は静電気電池であり、金属球がついた振り子が帯電した電池の極をクーロン力により往復し続けるものである。① 金属球はマイナスに帯電した電極に引きつけられる。② 金属球が電極に接触すると、球は電極と同電位(マイナス)になり反発する。③ マイナスに帯電した金属球は反対側のプラスの電極に引き付けられる。④金属球が電極に接触すると、球は電極と同電位(プラス)になり反発する。
電池の構造銀箔、亜鉛箔、紙の円板で作られる。もしくは、銀紙（片面に薄い亜鉛層をつけた紙）を片面に箔押しした円板もしくは酸化マンガンと蜂蜜を塗った銀紙の円板を使うこともできる。直径約２センチの円板は数千枚単位で積み重ねられ、その後エンドキャップ付きのガラス管で圧縮されるか、木製のエンドプレート付きの3本のガラス棒の間に積み重ねるかして、溶けた硫黄かピッチに浸すことで絶縁する。
電池の性能１つの電池当たりの起電力は約0.8Vである。何千も積み重ねるとキロボルト範囲の出力電位差を持つが、出力電流はナノアンペア範囲である。この電池は亜鉛が完全に酸化されるか、マンガンが使い果たされると、すべての動作が最終的に停止するため、永久機関ではない。
備考同じ原理で動くフランクリンのベルという装置があるが、これを元に作られたかは不明。ザンボーニのアイデアに基づいて、時計職人のカルロ・ストレイジグが１８１７年頃製作した「永久時計」は、ザンボーニの振り子を用いた世界初の電気式時計である。残念ながら１５０年ほど稼働した後に止まった。１８４０年より切れ目なく鳴り続いている有名なオックスフォード電鈴は１組のザンボーニ電池により動いていると考えられている。動画:
名称 :パップ希ガスエンジン発案者:ヨーゼフ・パップ場所 :ハンガリー年代 :１９６６年動画:なし
名称 :ジェネパックス燃料電池(ウォーターエネルギーシステム)Genepax fuel cell発案者:ジェネパックス(ヒラサワ キヨシ)場所 :日本年代 :２００８年2008年6月、日本のジェネパックスは水と空気のみで走ると主張する自動車を発表し、多くの報道機関がこの車両を「水燃料自動車」と呼んだ。同社は「この発明の核心部分をまだ明らかにすることはできない」と述べたが、このシステムは「膜電極接合体」と呼ばれるオンボードのエネルギー発生装置を使用して、「金属水素化物と水の反応によって水素を生成する方法に類似したメカニズム」を使用して水素を抽出したことを明らかにした。その後、水素は車を走らせるためのエネルギーを生成するために使用されました。これにより、金属水素化物がプロセスで消費され、車のエネルギーの最終的な源であり、主張されているような水燃料ではなく、水素化物燃料の「水素オンデマンド」車両になっているという憶測が流れた。同社のウェブサイトでは、エネルギー源は「化学反応」という言葉のみで説明されていた。科学技術雑誌『ポピュラー・メカニクス』はジェネパックスの主張を「ゴミ」と表現した。2008年にGenepaxが報道陣に披露した車両は、インドで製造され、英国ではG-Wizとして販売されたREVAi電気自動車であった。2009年初頭、Genepaxは多額の開発費を理由にウェブサイトを閉鎖すると発表した。動画:水で走るクルマが誕生
名称 :オオマサガス生成器(OHMASA-GAS generator)発案者:大政 龍晋場所 :日本年代 :２００２年「OHMASA-GAS」（酸水素ガス）は、特殊な振動攪拌器で水を電気分解することで、酸素と水素が結合した酸水素ガスである。水クラスターの発生により、爆発せず安全に利用することができる。電気分解に要する電気エネルギーよりも、ガスの燃焼によって得られるエネルギーのほうが大きいと説明している報道がいくつか存在するが、燃焼させた場合に取り出せるエネルギーは電気分解に必要としたエネルギーの約50%に留まることが環境省 地球温暖化対策技術開発事業の検証実験で確認されている。また、エネルギー密度も都市ガスの1/5程度でされ優位性がないとされる。燃料電池の燃料としては反応の持続性や制御に問題があるとされ、仮にそれらの問題が解決しても、発電よりも燃焼のほうが優先的におこるので電気出力を得ることは困難であるとされた。動画:脱原発！代替自然エネルギー／オオマサガス（OHMASA-GAS)／酸・水素ガス
名称 :オオマサガスにおける水クラスター説とイオン結合説発案者:場所 :年代 :
名称 :ドリーム燃料製造機(Dream fuel generator)発案者:今中 忠行(Imanaka Tadayuki)場所 :日本年代 :CO2と水だけで石油を生産する装置である。石油は、CO2（炭酸ガス）の超微細気泡と特殊光触媒から作る機能水に、 種となる石油を混合することで製造する。 非生物的石油生産であり、材料が枯渇することも事実上ない。動画:
名称 :アルハイテック水素製造装置発案者:水木 伸明(Miduki Nobuaki)場所 :日本 富山県高岡市年代 :２０１６年アルハイテックの「エコ蔵システム・エ小僧」は、廃アルミを活用して水素エネルギーを生成する世界初の水素製造装置である。この装置は、空き缶やアルミホイル、アルミ端材などを材料として使用でき、電源不要で移動可能で、常温・常圧で安全に稼働する。大きな特徴は、「いつでも・どこでも・だれにでも」利用できること。オフィスや家庭での日常利用や、災害時の非常用電源としても活用できる。また、トヨタ自動車との協力により、アルミ合金から水素を作る実証実験も進められており、副生成物である水酸化アルミニウムは難燃剤の原料としても活用できるとされている。動画:アルミごみで水素発電
名称 :フィードバック燃焼器発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中動画:なし
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