永久機関・フリーエネルギーにまつわる人物 ２０人
永久機関・フリーエネルギーにまつわる人物 ２０人
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アーサー・オードヒューム(Arthur W. J. G. Ord-Hume)１９３２年～２０２４年 否定派イギリスの航空エンジニア、著者、作曲家１９７５年の英国放送協会（BBC）のテレビ番組のために始めた調査がきっかけで執筆したらしい。１９７７年、永久機関の歴史を述べた書籍「永久運動の夢」を出版。彼は航空エンジニア出身で、オルゴールや機械仕掛けの楽器に関する分野の著書のある人物である。また、イギリス軍楽隊やグライムソープ・コリアリー・バンドに楽曲を提供した作曲家でもある。
ドナルド・E・シマネク(Donaldo E simanek)１９３６年～ 否定派アメリカの物理学者・著者。科学史、科学・疑似科学について研究している。１９５９年、アイオワ大学で物理学の学士号、１９６２年、同大学で修士号を取得。１９６４年～１９９８年、ロックヘブン大学名誉教授(物理学)１９８３年、ペンシルベニア州立大学で物理学の博士号を取得。執筆活動においては、科学ユーモアのアンソロジー「Science Askew」の共著者である。他にはMAKE!マガジンやSkeptic、Skeptical Inquirer、Physics Todayなどの雑誌に記事を寄稿している。教授としては実験室での指導と物理学のデモンストレーションなどをしている。自身のサイトにおいては、永久機関を頭ごなしに否定するのではなく、自身で考えたアイデアやユーモアを交えて何故不可能なのかを説明している。２０２４年もサイトの更新があることから生存していると思われる。Vita of Donald E. Simanek
トロイ・G・リード(Troy G.Reed)１９３７年～２００８年 肯定派アメリカの発明家。特に磁石を利用したエネルギー生成装置で注目された。彼は、磁石モーターを開発し、その仕組みを応用して車を動かす試みも行った。このモーターは、固定磁石と回転磁石の反発力を利用し、エネルギーを発生させるものだった。彼の発明は、いわゆるフリーエネルギーの一環とされており、環境に優しい代替エネルギー技術の可能性を示唆している。しかし、この装置の科学的な有効性や実用性については、いまだに議論が続いており、主流の科学界からは検証不足とされている。
デビッド・E・H・ジョーンズ(David Edward Hugh Jones)１９３８年～２０１７年 中立派イギリスの化学者・作家。エルサム大学卒業後、インペリアル・カレッジ・ロンドンで有機化学の博士号を取得した。ダイダロスというペンネームで、DREADCOという架空の発明者を演じた。ダイダロスとしてのコラムは、１９６４年にニューサイエンティスト誌で毎週開始され、３８年間掲載された。その後、Nature誌に移り、２００２年まで論文を発表し続けた。彼は、偽の永久機関のシリーズでも知られており、そのうちの1つはウィーンのテクニッシュ博物館にある。２００９年、彼の仕事と発明についてのドキュメンタリー映画『Perpetual Motion Machine』が製作され、２０１０年のニューカッスル・サイエンス・フェスティバルで上映された。２０１７年に前立腺癌で死去David E. H. Jones - Wikipedia
ジョン・ハチソン(John Hutchison)１９４５年～ 肯定派カナダの自称発明家で、空中浮揚、フリーエネルギー、特定の金属を消滅させる方法の秘密を発見し、すぐに忘れてしまったと主張している。彼はまた、カナダのバンクーバーに住んでいる間、米軍のために働いていると主張していた。ハチソンはブログ「Waiting on the Edge of Forever」も運営している。このブログには、彼の主張を裏付けるのに役立つと思われる文書のスキャンが含まれている。te~ designed for and with John Hutchison himself. Find videos, photographs, links to important documents and experiments. Also, check out the X-Files Newsletter. *** www.hutchisoneffect.ca is the ~Official Websi
レイダー・フィンズラッド(Reidar Finsrud)１９４６年～ 肯定派ノルウェーの芸術家、発明家。ノルウェー国立工芸芸術アカデミーでグラフィックアートを専攻した。彼の１９７０年の卒業論文プロジェクト「ヴェネツィア」は国王に表彰された。これは学校の歴史の中で生徒が受賞するのは3回目である。 １９７５年、彼はノルウェー東部で最大の個人所有のアートギャラリーである「ギャラリーフィンズラッド」をオープンした。同年、「フィンズラッドのドローイング＆ペインティングスクール」も開校。彼は、絵画、ドローイング、グラフィック、彫刻など、さまざまな技術や形式で活動している。彼の作品は、技術的な発明と工業デザインに重点を置いている。彼の発明品「Perpetuum mobile」は多くのメディアの注目を集め、１９９６年に完成した。Reidar Finsrud - Wikipedia
ユージン・マローブ(Eugene Franklin Mallove)１９４７年～２００４年 肯定派？アメリカの科学者、サイエンスライター、編集者、Infinite Energy誌の発行者。非営利団体New Energy Foundationの創設者である。彼は常温核融合の支持者であり、その研究と関連する探索的代替エネルギーのトピックの支持者であり、いくつかは「境界科学」として特徴付けられることもある。彼は、ユタ大学のスタンリー・ポンズ(Stanley Pons)とマーティン・フライシュマン(Martin Fleischmann)による１９８９年の卓上常温核融合の報告を詳述した本「氷からの火」を執筆した。とりわけ、この本は、チームが何度か成功裏に再現された実験で「１倍より大きい」出力エネルギーを生成した。しかし、その結果は制御された熱核融合を研究している人々を含む主流の物理学者からの組織的な嘲笑キャンペーンを通じて抑制されたと主張している。彼は２００４年、貸し出されていた幼少期の家を掃除中に殺害された。この殺害に関連して、３人が逮捕され、起訴された。２人は第１級過失致死罪と殺人罪で有罪判決を受けた。もう一人は司法妨害の罪を認めた。Eugene Mallove - Wikipedia
マルコス・ピネル・ヒメネス(Marcos Pinel Jiménez)１９４８年～ 肯定派スペイン(ヴィリャヌエバ・デル・アルソビスポ)で生まれた科学者で、磁気や物理学、生化学の分野で注目を集めた人物である。幼少期から物理学への興味を持ち、特に磁気と電子工学の研究に情熱を注いだ。また、スポーツ航空や写真撮影にも興味を持つなど多才な人物として知られている。彼は、磁気を利用したエネルギー生成装置の研究で知られ、例えば、磁気タービンという独自の設計が挙げられる。この装置は自律的にクリーンエネルギーを生成できると言われている。また、彼はスペイン科学メダルを受賞し、１９８０年にはノーベル物理学賞にノミネートされた経験もある。詳細については、彼が進めていたプロジェクト「Campo Magnético y sus aplicaciones（磁場とその応用）」が面白い切り口になるかもしれない。Marcos Pinel Jiménez - Jaenpedia
ヴァレリー・ドゥディシェフ(Valeriy Dudyshev)１９４８年～ロシア・サマラ生まれの電気工学者。クイビシェフ工科大学（現サマラ州立工科大学）を１９７１年に首席卒業し、その後代替エネルギーをテーマにサンクトペテルブルクで博士号を取得した。博士論文の題目は「特殊用途向け自律型電源システムの構築」。同大学およびサマラ州立大学で２００８年に退職するまで教鞭を執った。研究・発明の軸①代替エネルギーと“自律電源”極地や軍事施設など、外部インフラに頼れない場所での独立電源を主題に研究。②「一般電気物理理論」プラズマ、燃焼、静電引火といった一見別々の現象を統合する数理モデルを提案。2000年代には液体を“分解”しエネルギーを取り出す特許「Method for disassociating Liquid」を出願。水の分解効率を電極設計と高周波パルスで高めるというアイデアで、いわゆる「オンデマンド水素発生装置」の系譜に連なる。③サマラ州のエコロジープログラム責任者として、廃棄物の焼却効率向上と排ガス浄化を指揮。 王道学術より“現場で役立つか”を追うエンジニアリング精神の好例といえる。 Valery Dudyshev - Wikipedia
フォスター・ギャンブル(James Foster Gamble)１９４８年～ 肯定派アメリカのドキュメンタリー映画製作者。P＆G(プロクター・アンド・ギャンブル)社の創業一族の子孫として生まれる。プリンストン大学で学んだ後、１９９７年に学際シンクタンク、セコイア・シンポジウムを共同で設立。２０１１年に私財480万ドルを投じて製作した映像作品『THRIVE』を発表。同作品では地球外知的生命体の実在や、ミステリーサークルの真相、有害な化学物質の空中散布（ケムトレイル）の実態、 ワクチン接種による不妊の推進、フリーエネルギー開発を妨害する地球支配者の存在、国際金融エリートにより操られる経済制度などについて独自理論を展開している。フォスター・ギャンブル - Wikipedia
ヴェリコ・ミルコビッチ(Veljko Milkovic)１９４９年～ 肯定派セルビアの発明家。２段式機械発振器を発明した。ミルコビッチは、お金や特許を取得することに興味がなく、無料でフリーエネルギーを普及したいと考えている。そして、工業各々が機械を製造および販売することで、自身の発明が最高の発明であることを証明したいと思っている。２０２５年「Global Recognition Awards」受賞Veljko Milkovic - Home Page - Official presentation of the researcher and inventor Veljko Milkovic
マイケル・ジェームズ・ブラディ(Michael James Brady)１９４９年～ 詐欺師南アフリカ出身の実業家(永久機関詐欺師)である。彼の会社であるペレンデフ・グループ(Perendev Power Developments Pty Ltd.)を通じて「磁石モーター」の販売という事業で知られるようになった。これは、NET-Journalの発行者であるアドルフ・シュナイダーや、ピュア・エナジー・システムズ・ネットワーク社(PESN)の創設者であるスターリング・アランが支持した。彼彼は、南アフリカの秘密警察部隊で１７年間働いた後、発明家として名乗りを上げ、ヨハネスブルグに会社を設立し、ロシア、ドイツ、スイス、オランダに支社を構えた。ペレンデフ・パワー社のホームページに掲載されている情報によると、彼はウォータージェット推進システム、盗難車の測位システム、バッテリー充電システムを発明し、最終的に、重力を利用してエネルギーを生成する磁石モーターを発明した。２００４年、彼はミュンヘンの高級住宅街グリュンヴァルトに引っ越した。さらに２００７年、彼はスイスのチューリッヒ湖畔の高貴な町ヴォレラウに移り住み、マセラティやレンジローバーを数台乗りこなすなど、豪華なライフスタイルを送っていたため、テニスプロのロジャー・フェデラーの近所で注目を集めた。ノルウェーでの詐欺ノルウェーのAqua GEN ASのトールビョルン・ホメリエン(Torbjørn Homelien)は、ペレンデフに「フリーエネルギー発電機」を注文した。これは無制限に6キロワットの出力を生成できると言われていた。彼は6000米ドルの金額を送金し、発電機は2か月後に配達されると聞かされていた。しかし、配信は実現せず、説明もされなかった。ホメリエン氏はブラディに電話で連絡を取ることができたが、先延ばしにされただけだった。最終的に、クライアントはペレンデフ・パワーを訴えようとしたが、逆にブラディから脅迫電話を受けたと報告した。ドイツでの詐欺ドイツには、ブラディ(ペレンデフ)に騙された人が何人かいる。被害者のユーザーグループは、Yahooで見つけることができ、彼らはそこで詐欺の経験を共有している。ドイツの新聞「ミュンヒナー・アーベントブラット」によると、計４１人がペレンデフ・パワーに支払いを行い「フリーエネルギー発電機」を受け取らないままだった。総額１００万ユーロを騙し取られたという。TZミュンヘンによると、６１人が詐欺に遭ったとのこと。その後ペレンデフの子会社は、電話で連絡を取ることはできなくなった。ブラディはスイスのヴォルラウ(シュヴィーツ州)に亡命し、２０１０年３月２９日に逮捕された。彼は３６件の詐欺と１９件の詐欺未遂でで５年９ヶ月の有罪判決を受けた。ブラディは２０１４年に刑務所から釈放された。Mike Brady - Psiram
ジョン・ベディニ(John bedini)１９４９年～ 永久機関肯定派アメリカの電気技師、発明家。ニコラ・テスラの「放射エネルギー理論」の研究を開始し、運転に必要なエネルギーより多くのエネルギーを生み出す様々な充電装置を開発した。しかし、低価格でこの装置を売り出すことを発表した途端に研究室で襲われ、この装置を製造しないよう警告された。彼は身の安全のため、この装置を販売することを断念した。John Bedini
井出 治(Ide Osamu)１９４９年～ 肯定派愛媛県今治市生まれの松山育ち。１９７１年、立命館大学理工学部電気工学科卒。１９７２年、清家新一氏の新エネルギー理論の本『宇宙の四次元世界』を読み、新エネルギーの研究を開始。２０００年より、第３起電力を応用したインバータの研究を開始。２０１０年１月、従来とは全く異なるコンセプトに基づく駆動法によるインバータを試作。エネルギー効率２００％以上を達成。２０１０年７月、上記インバータの日本国内特許を申請（本データはこの書籍が刊行された当時に掲載されていたもの）
西岡 俊久(Nisioka Tosihisa)１９５０年～ 永久機関肯定派神戸大学 大学院海事科学研究科 海事科学専攻海を巨大なダムに見立て、無尽蔵にある海水を利用して水力発電をしようというシステム「ネプチューン」を考案した。
内田 正利(Uchida Masatoshi)１９５０年～ガイアサポート(株)で永久磁石発電機(ガイアモーター)を製造・販売しようと目論んだ。「エンジェル・リョーワ・グループ」の元社長未公開株への噓の投資話で計１６００万円をだまし取ったとする詐欺罪に問われた会社役員判決公判が２０２２年９月９日、大阪地裁で開かれ、御山(みやま)真理子裁判長は懲役５年（求刑懲役７年）を言い渡した。
アラン・ボールドリー(Alan Bauldree)生年不明 肯定派アメリカの鎧職人、発明家A.B.ハンマーを運営しており、素晴らしい鎧を製作してきた。３DCGソフトを利用して永久機関のシミュレーションもしている。(13) Facebook
ユージン・ポトクレトノフ(Eugene Podkletnov)１９５５年～ 肯定派ロシアのセラミック技術者。１９９０年代にセラミック超伝導体からなる回転ディスクによる重力遮断装置の設計と実証に関する主張で知られる。モスクワ化学技術大学（メンデレーエフ研究所）卒業ロシア科学アカデミー高温研究所に約１５年間在籍し、超伝導体の研究に従事フィンランドのタンペレ工科大学で材料科学博士号を取得後、同大学材料科学部で研究を継続１９９２年、液体窒素温度下（約７０K以下）で回転させたYBa2Cu3O7–x超伝導体ディスクの上方に置いた物体の重量が減少する現象を観察したと報告した。初報のPhysica C論文（1992年）は注目を集めず、その後のJournal of Applied Physics D投稿（１９９６年）は編集スタッフから流出して英紙サンデー・テレグラフに報じられ、大きな騒動に発展した。論文の共著者とされたPeter T. Nieminen（ピーター・T・ニエミネン）は学術界での実在が確認できていない。研究所長も「ポドクレトノフは単独で作業していた」と声明を出した。ポドクレトノフ自身は重力を完全に遮蔽したとは主張せず、「重量を減少させた」と限定的に説明していたが、疑念は払拭されなかった。１９９６年掲載の論文は最終的に著者自身により撤回された。１９９７年に大学から退学扱いとなり、以降はモスクワに戻り民間企業のエンジニア職に就いたとされる。その後、ポドクレトノフは公の場にほとんど姿を見せず、反重力装置の開発や新規実験報告は確認されていない。彼の研究は「物理法則の枠を超えた挑戦」として境界科学の代表例となっている。Eugene Podkletnov - Wikipedia
メヘラン・タヴァコリ・ケッシュ(Mehran Tavakoli Keshe)１９５８年～ 肯定派イランでX線技師の息子として生まれた。彼は若い頃に放射線と原子力科学の世界入った。１９８１年、ロンドン大学クイーン・メアリー・カレッジを原子炉技術システム制御を専門とする原子力技術者として卒業。それ以来、彼はクリーンで安全な放射性水素燃料原子炉を使用して重力とエネルギーを生成するシステムを完成させるのに何年も費やしてきた。彼は、新しいプラズマ核システムの設計の当初から現在の段階まで全ての側面をカバーしてきた。これには、設計、燃料、テスト、および実用化が含まれる。彼は、科学の世界と業界に参入するための彼の技術の全範囲を完成させることに集中してきた。この技術に関連する知的財産は、ケッシュ財団のシュティヒティングに譲渡された。About Mehran T. Keshe
デイル・シンプソン(Dale simpson)生年不明 肯定派アメリカの発明家。重力やバネを用いた装置を発明した。
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