パラマハムサ・テワリ(Paramahamsa Tewari)1937年~2017年11月27日 肯定派インド出身の物理学者・発明家。テワリ氏の物理学(エネルギー)に対する関心は初等教育の頃からあり、大学時代から想像を膨らませていた。1958年にインドのベナラス工科大学で電気工学科を卒業し、インドの原子力省の原子力プロジェクトを中心に、大規模なエンジニアリング建設組織で責任ある役職を歴任した。彼はまた、カナダのダグラスポイント原子力プロジェクトで1年間海外代理人を務めた。彼は1997年にインド原子力エネルギー省原子力発電公社の原子力担当取締役を退任し、元カイガ原子力発電プロジェクトのプロジェクトディレクターとなった。ブルース・E・デパルマの影響を受けてNマシンの実用機『テワリ無反動発電機』(Tewari Reactionless Generator、T-RLG)」を研究開発した。また、彼はこれを『スペースパワージェネレーター』と呼んだ。Nマシン同様にレンツの法則によるバックトルクを無効化することでエネルギーを生み出す超高効率発電機である。T-RLGは供給したエネルギーを165%に増幅できるといわれており、最大ではなんと288%の出力を達成している。スペースパワージェネレーターは宇宙エネルギーであるエーテルを利用していることに由来している。彼が言うエーテルは今までのものとは異なり、宇宙由来のニュートリノやダークエネルギーを利用していると主張している。それらのエネルギーは真空中にも存在していて、作用し難いだけで膨大なエネルギーが存在していると考えている。そして、彼のフリーエネルギー(エーテル)への信念はインド哲学の「プラーナ」にある。プラーナとは「気のエネルギー」であり、インドには驚くべきことに、まったく食事しない“不食”を実践している人々がいる。彼らは空気中のプラーナを食べることで生き続けることができると考えられている。テワリ氏はこのプラーナこそがエーテルの正体だと考え「Physics Essays」で発表した。彼の研究は一定数から支持され「エーテルの復権」とまで称された。支持者はカリフォルニア大学アーヴァイン校の超心理学者、ジェシカ・アッツ教授元NASAの宇宙飛行士にしてプリンストン大学の物理学教授、ブライアン・オリアリー博士更には、アメリカの著名な物理学者ジョン・アーチボルト・ホイーラーが支持するほどだった。ホイーラーはテワリ氏の発明に称賛し「こんな技術があるって言ってるのにまだガスや石炭、石油を使う気か?」 「これほど革新的なものはない。宇宙は真空ではなく物理学的には最も荒々しい場所なのさ。」と言った。テワリ氏の約20年に及ぶ勉強や研究の結果、空間、エネルギー、物質の基本的な性質に関する彼の新しいアイデアは、新しい理論『宇宙渦理論』(Space Vortex Theory、SVT)という明確な形に具体化された。この理論は、空間と物質の関係の最も基本的な問題を明らかにし、空間が物質よりも基本的な存在であることを正確に示している。テワリ氏のメッセージは、この形のある物質に満ちた世界は物理的な現象の結果として形成されたものではなく、“非物質”的で我々には計測できない現象によって形作られたというものである。“非物質科学(Non-material science)”は、新しい科学的革命へと導いているようであり、最近のこれまでの研究よりもさらに重要になっていると「Collective Eevolution」の記事は解説している。これほどまでの称賛と期待がありながら実用化に至っていない理由はやはり、オークランド(ニュージーランド)での公式テストで超効率を実証できなかったからだろうか?