Ⅰ－１－７ ベリドール(BeG) ～偏りの車輪～
Ⅰ－１－７ ベリドール(BeG) ～偏りの車輪～
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レールなどを用いて質量を左右非対称にするもの
レールやガイドなどを用いて強制的にファクターの距離を左右非対称にする型。
これを言及したB.フォレスト・ド・ベリドールに因んでベリドール型と名付けた。
３９種類
B.フォレスト・ド・ベリドール
名称 :カムBE車輪(Cum BE wheel)発案者:星野 昌文(Hoshino Masahumi)場所 :日本年代 :２００６年動画:なし左右で半径の異なるガイド(レール)を用いたベリドール型の装置入力側を小さく、出力側を大きくすることで回ると考えた。動画:なし
名称 :ハーフォードの車輪(Hurford's wheel)発案者:ジョン・J・ハーフォード(John J.Hurford)場所 :イギリス年代 :２０００年US６２３７３４２B１1対1体のローラーが付いたアームがあり、ガイドによって常に右か左に偏って偶力を得る仕組みとなっている。アームはスライダによって往復する。世界各地で同じようなコンセプトの車輪が考案されている。動画:Gravity motor of John. J Hurfordサイト:US6237342B1 - Gravity motor - Google Patents
名称 :リフト・ハーフォード的車輪発案者:陈兆生 谢宇 伞光明 张亨場所 :中国年代 :２０２２年CN_２１８６４４４１２Uハーフォードマシンにリフト型の要素を組み込んだような装置動画:なしサイト:CN218644412U - 永久磁石重力発電機 - Googleの特許
名称 :ハーフォードの車輪の一種発案者:@perpetualmotionsimulations6516場所 :調査中年代 :調査中線対称のスポークを持つ車輪にパイプ状の錘が貫通している。錘はガイドによって動きが制限されている。図では常に錘が右側に偏ることで時計回りに廻ることを意図している。動画:MT135 - A Computer Simulation of Johann Bessler's Maschinen Tractate MT-135
名称 :盾形レールBE車輪(Shield-shaped rail BE wheel)発案者:調査中場所 :アメリカ年代 :１８００年頃左右対称のスリットが設けられた主車輪と、盾形のレールを横にしたような非対称のレールからなるベリドール型の車輪。ファクターである錘はスリットとレールを移動することで右側のモーメントを大きくして時計回りに廻ることを期待した。原図は複数のサイトで確認したが出所は不明。動画:なし
名称 :内包車輪BE車輪(Inclusion wheel BE wheel)発案者:調査中場所 :アメリカ年代 :１８００年頃左右対称のスリットが設けられたメインの車輪と、右側にずらして固定した環状のガイドからなるベリドール型の車輪。ファクターである錘はガイドの内側しか滑り動けないため、右側のモーメントが大きくなると考えた。動画:なし
名称 :日本BE車輪発案者:調査中場所 :日本年代 :調査中左右対称のスリットが設けられたメインの車輪と、右側にずらして固定した環状のガイドからなるベリドール型の車輪。円形の錘が環状のガイド中を滑り動くことで右側に重さが偏って廻るのではないかと考えた。動画:なし
名称 :カム滑車BE車輪(Cum pulley BE wheel)発案者:調査中場所 :調査中年代 :１８３０年頃滑車とカムを組み合わせたベリドール型の車輪機構を設けることで早いタイミングで腕の伸長と収納ができる。動画:なし
名称 :ふいごBE車輪(Bellow BE wheel)発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中動画:なし
名称 :ヘイウッドの車輪(Haywood's wheel)発案者:ジョン・ヘイウッド(John Haywood)場所 :イギリス年代 :１７９０年イギリスの製図技師・整備士のジョン・ヘイウッドが考案した車輪。８つのセクターを持つ出力車輪と、８つのスポーク及び錘からなる入力車輪からなるベリドール型と思われる車輪。セクターには二つのラチェットが付いていて、スポークが乗り上げることで常に右側に力が掛かる設計になっていると考える。動画:なし
名称 :レイジートングBE車輪(Lazy Tongs BE wheel)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０１４年レイジートングを使うことで左右のバランスを大きく偏らせることを意図した車輪。出力車輪と偏心ガイドの間隔差によってレイジートングを伸び縮みさせて偶力を生み出す仕組みである。動画:なし
名称 :レイジートング・ネジ対偶BE車輪発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０２２年小さな力で大きく偏らせようと考えた車輪。奥行き方向に設置したガイド上をローラーが転がることでネジ対偶の往復運動をする。動画:なし
名称 :レイジートングBE車輪(Lazy Tongs BE wheel)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０２３年ありそうでなかったアイデア内側でゆっくり持ち上げ、外側で一気に落とす典型的な非平衡車輪。機構の負担が大きいのかシミュレーションでは直ぐに止まってしまった。動画:レイジートングBE車輪
名称 :アフメットBE車輪(Ahmed's BE wheel)発案者:コン・アフメット(本名:アフメット・エリルマズ)Con Ahmet (Ahmet Eryılmaz)場所 :トルコ年代 :１９２６年以前錘が付いたレバーとガイドを利用したような車輪。ロッドがガイド上を移動することでレバーの位置が非対称になって回るのではないかと考えた。コン・アフメットはトルコ出身で、若いころから長年時計修理に従事していた。彼は非常に知的で芸術的な人だった。しかし晩年、永久機関に夢中になり。それから強迫性障害(OCD)に変わっていった。
１９２６年にCumhuriyet新聞が発行され、トルコ全土へアフメットによって作られたこの装置について知られるようになった。動画:なし
１９２６年にCumhuriyet新聞が発行され、トルコ全土へアフメットによって作られたこの装置について知られるようになった。動画:なし
名称 :ORS内転ガイドHO車輪(MT ２３)発案者:オルフィレウス場所 :ドイツ年代 :１８世紀初期頃オルフィレウスのMT２１をアレンジしたような装置V字型の二本の棒Aで、錘Bを連結した。そうすることで車輪Eの外側まで錘を稼働できるようになった。さらにガイドD設けることでレバーが内側に倒れることで積極的に左側のモーメントを小さくし、右側のモーメントを大きくしようと努めている。動画:なし
名称 :ドリーベルクの車輪(Drieberg's wheel)発案者:フリードリヒ・フォン・ドリーベルク(Friedrich Von Drieberg)場所 :ドイツ年代 :１８２３年動画:なし
名称 :ORS円筒カムBE車輪(Cylindrical cam BE wheel)発案者:オルフィレウス場所 :ドイツ年代 :１８世紀初期頃円筒カムCで１対１対の棒状のファクターを制動するのではないかと考える。詳細な構造は不明。動画:なし
名称 :水タイヤBE車輪(Water tire BE wheel)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０１４年円筒形の車輪を包み込むように一回り大きな水が入ったタイヤのような車輪を外の小さな車輪で抑えることで常に重さが偏り回ると考えた。動画:なし
名称 :への字レバー水BE車輪(Twin-water tires BE wheel)発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中動画:なし
名称 :D字型レールBE車輪(D-shaped rail BE wheel)発案者:調査中場所 :イギリス年代 :調査中コロとD字のガイドレールを用いたベリドール型の車輪。８つの線対称のスリットの中を円筒形のコロが転がる。コロをD字のガイドレールで動きを制限することで右側の方が重くなり、時計回りに廻るのではないかと考えた。動画:なし
名称 :ディクソンの車輪(Dixon's wheel)発案者:ディクソン・ヴァランス・リベルトン場所 :イギリス年代 :１８２５年12本のスポークが伸びている2つの出力車輪Aが間隔を開けて向かい合わせに接着されている。スポークの間をファクターである鉄球が転がり、滑車CとベルトBは車輪A間を貫通して回るように設計されている。滑車CとベルトBは斜めに掛けられていることで、図のように鉄球の軌道を制限することが出来る。軌道が左右非対称となり、車輪Aは時計回りに廻るのではないかと考えた。動画:なし
名称 :DA×BE車輪発案者:調査中場所 :調査中年代 :２００９年動画:
名称 :鎖ガイドBE車輪(Chain guide BE wheel)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０２３年車輪内側にある固定された楕円形のガイドにより鎖が右側に偏り、時計回りに廻ることを意図した車輪。動画:鎖ガイドBE車輪
名称 :ラブ・BE車輪(Love's BE wheel)発案者:ラルフ・E・ラブ(Ralph E. Love)場所 :アメリカ年代 :１９９９年特許番号US６６９４８４４B２車輪状の連結された、包囲面を有する重力装置は、重りを付けられた物体が接触し、内面の周りを運ばれる内面を有する軸方向に水平なトラックを含む。内面は、接続された、取り囲む、車輪のような表面であり、丸い円や円柱ではなく、垂直に近づく側に最も近いオフセット回転中心を有し、加重された物体は、オフセットされた回転中心を通って支持ハブに取り付けられたスポークによって運ばれる。複数のスポークは、軸方向および円周方向に間隔をあけた配列でトラックの直径方向に延びている。重み付けされたオブジェクトは、各スポークの両端に取り付けられます。オフセットの中心により、スポークはトラックの軸方向の直径方向に移動し、ウェイトが内面のパスを横切るときにウェイトが上下する。ウェイト、ホイール、ハブスポークインターフェースのオプションのベアリングは、摩擦を最小限に抑える。動画:なしサイト:US6694844B2 - Apparatus to recover energy through gravitational force - Google Patents
名称 :偏心錘BE車輪(Eccentricity weight BE wheel)発案者:Remzi eyüpoğlu場所 :トルコ年代 :２０１３年動画:Perpetual motion device
名称 :遊星歯車BE車輪(Planetary gears BE wheel)発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中錘が常に車輪の右側になるように動くように設計されている。動画:なし
名称 :リンク・レイジートングBE車輪(Link Lazy Tongs BE wheel)発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中レイジートングとリンク機構を組み合わせた車輪動画:なし
名称 :ガイド・ネジ対偶BE車輪発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０２２年ネジ対偶と棒状の錘を使ったベリドール型の車輪。棒状の錘A、ネジ山B、スポークC、制御車輪D入力側ガイドE、出力側ガイドF動画:なし
名称 :レール式奥行きBE車輪(Rail type depth BE wheel)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２００８年私が高校生の頃に考えた直観的なアイデア。左右非対称の幅を持つレールと、左右対称に配置されたV字の腕を持つ車輪からなるベリドール型の車輪。レールはスタンドに固定されて動かない。入力側(左側)はレールが広く、出力側(右側)はレールが狭くなっている。そうすることで入力側ではV字の角度が大きくなり腕が短く、出力側ではV字の角度が小さくなり腕が長くなる。車輪にはピンが付いていて、アームのスリットに保持されることでアームを放射状を保ったまま回転できるようになっている。モーメントが偏って回り続けるのではないかと考えた。動画:なし
名称 :対面式奥行きBE車輪(Face-to-face depth BE wheels)発案者:ヴァレリー・イワノフ場所 :カナダ年代 :２０２１年車輪同士の間隔と腕の伸縮を用いたベリドール型の車輪。二つの車輪を向かい合わせにして上から見てハの字に配置する。車輪の間に鋏のようなクロスした腕を２つの車輪に取り付ける。すると、入力側では腕が短くなり、出力側では長くなる。そうすることでモーメントが偏って回り続けるのではないかと考えた。動画:Perpetual scissors weights machine
名称 :ネジ対偶式奥行きBE車輪発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０２２年レバーが落下するとき、ネジ対偶により通常よりも僅かに腕が伸びる仕組みである。動画:なし
名称 :ベリドール型車輪の一種発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中動画:
名称 :廻志屋・奥行きBE車輪(Mawashiya depth BE wheels)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０１４年水が入ったドラム型の車輪。切られたサツマイモを見て思いついた。車輪側面にはキャスター付きのボタンがあり、これを押したり引いたりして水が出入りする仕組みになっている。入力側である車輪の半分は板(ガイド)に挟まれており、これがボタンを押し入れる。板に挟まれていない出力側では突起が飛び出す。挟まれている方は水が少なく軽くなり、挟まれていない方は水が多く重くなる。左右の水の量(重さ)が非対称になり回り続ける仕組みである。初期のアイデアではボタンだけだったが摩擦を減らすためにキャスターを付けた。動画:なし
名称 :廻志屋奥行きレバーBE車輪(Mawashiya depth lever BE wheels)発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０２３年奥行き方向に作用させるベリドール型の永久機関。メインホイールには水か油が満たされていて、軸の周りにある端面カムがレバーを動かしピストンを駆動させる。左右の水の量(重さ)が非対称になって回る寸法。動画:廻志屋レバー奥行きBE車輪
名称 :水ふいご奥行きBE車輪発案者:廻志屋場所 :日本年代 :２０２４年水が入ったふいごの体積を変化させることで回転することを意図した装置。二つの対面した車輪をハの字に配置し、車輪の間に水が入ったふいごを取り付ける。ふいご同士はハブで接続されており水が行き来できるようになっている。狭い方は水が押し出され軽くなり、広い方は水を吸い込み重くなる。左右の重さが非対称になって回る仕組みである。動画:なし
名称 :ハーフォード的アラン・シーソーBE車輪発案者:アラン・ボールドリー場所 :アメリカ年代 :調査中リフト型の車輪とハーフォードの車輪を組み合わせたような装置。シーソーのように動く。動画:なし
名称 :X-Z軸レールBE車輪(X-Z axis rail BE wheel)発案者:レムジ・アイユポグル(Remzi eyüpoğlu)場所 :トルコ年代 :２０１３年動画:Oblique Circle Gravity Motor
名称 :ORSレバー滑車奥行きBE車輪(MT３５)発案者:オルフィレウス場所 :ドイツ年代 :１８世紀初期頃奥行き方向のベリドール型車輪奥行き方向に取り付けたガイド車輪がレバーを作動することで、滑車を介してレバーAを持ち上げる。そうすることでオルフィレウスは重心が高くなって回り続けるのではないかと考えた。動画:なし
名称 :ORSレイジートング滑車奥行きBE車輪(MT４２)発案者:オルフィレウス場所 :ドイツ年代 :１８世紀初期頃奥行き方向のベリドール型車輪奥行き方向に取り付けたガイド車輪DがレバーCを作動することで、レイジートングAを持ち上げる。そうすることでオルフィレウスは重心が高くなって回り続けるのではないかと考えた。動画:なし
名称 :RARエネルギア重力モーター(RAR Energia Gravity Motor-Generator)発案者:RARエネルギア場所 :ブラジル年代 :２０１３年現存した装置の中では最重量級である。複雑なリンク機構を有するが重力のみを利用した古典的な装置である。RARエネルギアによれば３０kw/hを得る予定であった。大々的に作られたが失敗に終わり、実際に動いている動画は確認できなかった。膨大な費用を掛けているように見えるが、ひな形を作って確認しなかったのだろうか？動画:フリーエネルギージェネレーター、30kWの重力モーター、必見です!!!サイト:Brasileiros dizem desafiar leis da física e gerar energia através da gravidade - CicloVivo
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