Ⅲ－３ 非力学的反重力型
Ⅲ－３ 非力学的反重力型
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電磁気的反重力装置
10種類
トーマス・タウンゼント・ブラウン
名称 :キャパシタ式非平衡推進(Capacitor type over-balanced drive)発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中動画:
名称 :イオンクラフト(リフター)(Ion Craft)(Lifter)発案者:トーマス・タウンゼント・ブラウン場所 :アメリカ年代 :１９６０年頃イオンクラフト(リフター)は、ビーフェルド-ブラウン効果によってイオン風を作り出して、浮上して空中を飛行する装置のことである。イオンクラフトは、正負が非対称の形状の電極を備えたコンデンサで構成されたシンプルな装置である。片側の電極は針のように尖らせ、もう一方はアルミ箔のような広い面積を持たせた形状にすることが多い。このコンデンサに高電圧をかけると、大気分子に誘電分極が発生する。誘電体となった大気に、非対称の形状の電極が発生させる正と負の電場から、各々異なる大きさの電気的な力が働き、結果的に大気（イオン風）が発生するとの説明がなされており、その風による浮力で、浮遊・飛行することができると言われている。煙を使ってその大気の流れを観測した映像も存在する。
日本には日本万国博覧会の時に、物を浮かせる不思議な装置として紹介された。羽根車など視覚的に分かりやすい動力装置なしに物体を浮き上がらせる様子から、SFに登場する未確認飛行物体 (UFO)などを関連づけた特異な技術のように見せかけられることもあるが、技術的には20世紀前半の科学によるものである。
学校の理科学習程度の機材で再現することもできるが、コンデンサに蓄電用の高電圧をかけるため、感電による死亡事故などが起こらないように、十分注意する必要がある。
現象の発見から長らく実用機への応用には至らず、軽いバルサ材とアルミ箔を組み合わせた模型を浮遊させる程度の実験にとどまっていたが、2020年代からは小型無人航空機の推進器として研究が行われている。動画:電気で浮遊する『イオンクラフト』技術について。
日本には日本万国博覧会の時に、物を浮かせる不思議な装置として紹介された。羽根車など視覚的に分かりやすい動力装置なしに物体を浮き上がらせる様子から、SFに登場する未確認飛行物体 (UFO)などを関連づけた特異な技術のように見せかけられることもあるが、技術的には20世紀前半の科学によるものである。
学校の理科学習程度の機材で再現することもできるが、コンデンサに蓄電用の高電圧をかけるため、感電による死亡事故などが起こらないように、十分注意する必要がある。
現象の発見から長らく実用機への応用には至らず、軽いバルサ材とアルミ箔を組み合わせた模型を浮遊させる程度の実験にとどまっていたが、2020年代からは小型無人航空機の推進器として研究が行われている。動画:電気で浮遊する『イオンクラフト』技術について。
名称 :スヴェン・ミーロルフBB効果発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中動画:
名称 :ビーフェルド・ブラウン効果スラストモーター発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中動画:
名称 :OTC-X１発案者:オーティス・カー場所 :調査中年代 :調査中ユートロンコイル(Utron Coil)をその基本構造に含むとされている。この装置は、回転運動を利用して慣性質量を低減し、反重力を生じるというコンセプトに基づいている。具体的には、高速回転による力学的な作用と磁場の特殊な配置が鍵となると説明されているが、詳細な仕組みはまだ明確には解明されていない。動画:
名称 :慣性質量低減推進装置発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中動画:
名称 :ハメル磁石反重力装置(Hamel's Magnetic Device)発案者:デイビッド・ハメル(David Hamel)場所 :調査中年代 :調査中複数の効果・現象を組み合わせたフリーエネルギー装置もしくは反重力装置である。① ３重の円錐形の磁性体（外・中・内）がある。外円錐と中円錐は固定され、内円錐は宙吊りの回転子となっている。各円錐の表面に円周方向へＮＳ交互の永久磁石を配置し、磁気浮上により軸受けは不要と主張している。② トロイダル・コイル群 外円錐の外周に多数のコイルを設置して内円錐が回転し磁束を横切ることで起電力を得る。③ “バイブレーター”機構（偏心重り or 電磁アクチュエータ） 初動と振動維持。円錐系を上下に 50–200 Hz で微振動させ、磁気バリアを周期的に「押し破る」。④ 上下方向のガイド・ピラー 機械的ガイド兼、グラビティ・レバーと称された補助部材重力方向の往復運動 (z) と回転 (θ) を結合し、「スカラー渦」を作るという説明。１ “磁気浮上ロータ”の自己回転各コーンの磁石は同極が向き合うよう互い違いに配置され、半径方向に強い斥力勾配を作る。内円錐をわずかに傾けると、斥力が不均衡になりトルクが発生。そのトルクで自転が始まると、ジャイロ効果＋プリセッションで傾きが保たれ、回転が持続すると主張された。２ “振動ポンプ”で斥力バリアを周期突破磁石同士は基本的に安定位置でバランスが取れるが、装置全体を高速で微振動させると、斥力ポテンシャルのピークを慣性で“飛び越える”内円錐が一段下がって再び斥力で上がるという「上下＋回転のラチェット」が起きると説明。ハメルはこれを “breathing action” と呼び、重力エネルギーと慣性エネルギーを磁気場に再注入するポンプだと語った。３ “宇宙エーテル／ゼロ点エネルギー”の取り込みハメルはカナダ北部で見たオーロラをヒントに「空間そのものが回転渦でエネルギーを供給する」と主張。回転系が地磁気・シューマン共振 7.8 Hz と高調波で同期すると、円錐内部で“電磁渦”が自己強化バッテリ不用で 1 kW 級のＤＣ出力が得られると主張した。
４ エネルギー取り出し内円錐の表面磁束を横切る向きでトロイダル・ピックアップコイルを多数配置し、整流・共振回路でＤＣを取り出す設計図が流布。 一部の愛好家はホイートストンブリッジ上に“浮く LED”程度の電力しか得られず、再現失敗を報告している。
評価：なぜ成立しないか斥力磁石だけのシステムは保存力場内の閉路なので、摩擦ゼロでも純粋な自己回転は得られない（Earnshaw＋Bohr‐Van Leeuwen の拡張）。振動ラチェットは外部から機械・電気振動を注入している時点で「フリー」ではない。ゼロ点エネルギーの実用的汲み上げは量子電磁力学でも未検証。ハメルの説明は数式不在で検証不可能。公開試作は多数あるが、第三者が正味正電力（COP > 1）を確認した例はない。結果として学術界では永久機関（分類：磁気式２種）に位置づけられ、再現実験はエスカレートせず終息した。動画:A Closer Look at David Hamels Magnetic Device
４ エネルギー取り出し内円錐の表面磁束を横切る向きでトロイダル・ピックアップコイルを多数配置し、整流・共振回路でＤＣを取り出す設計図が流布。 一部の愛好家はホイートストンブリッジ上に“浮く LED”程度の電力しか得られず、再現失敗を報告している。
評価：なぜ成立しないか斥力磁石だけのシステムは保存力場内の閉路なので、摩擦ゼロでも純粋な自己回転は得られない（Earnshaw＋Bohr‐Van Leeuwen の拡張）。振動ラチェットは外部から機械・電気振動を注入している時点で「フリー」ではない。ゼロ点エネルギーの実用的汲み上げは量子電磁力学でも未検証。ハメルの説明は数式不在で検証不可能。公開試作は多数あるが、第三者が正味正電力（COP > 1）を確認した例はない。結果として学術界では永久機関（分類：磁気式２種）に位置づけられ、再現実験はエスカレートせず終息した。動画:A Closer Look at David Hamels Magnetic Device
名称 :重力直接発電機発案者:清家 新一(Seike Shinichi)場所 :日本年代 :調査中重力エネルギーを直接電気エネルギーに変換するという斬新なアイディアで設計された。その仕組みには、特殊なコイルとコンデンサの組み合わせを用いて、重力場を利用した誘導電圧を生成する理論が含まれているとされている。
具体的には、高周波交流を利用して核電気共鳴を起こし、負のエネルギー状態を作り出すことで重力場に変化を加え、その結果として電気が生成される仕組みが提案されている。また、実験結果では微量ながらも直流電圧が発生することが確認されているとのこと。
その理論的背景は、清家氏が提唱した「超相対性理論」に基づいており、科学的な枠組みの中で挑戦的なテーマを扱っている。動画:
具体的には、高周波交流を利用して核電気共鳴を起こし、負のエネルギー状態を作り出すことで重力場に変化を加え、その結果として電気が生成される仕組みが提案されている。また、実験結果では微量ながらも直流電圧が発生することが確認されているとのこと。
その理論的背景は、清家氏が提唱した「超相対性理論」に基づいており、科学的な枠組みの中で挑戦的なテーマを扱っている。動画:
名称 :ポドクレトノフ反重力装置(Podkletnov's anti-gravity device)発案者:ユージン・ポドクレトノフ(Eugene Podkletnov)場所 :ロシア年代 :１９９９年2つの論文で主張し、そのうちの1つは後に撤回されたが、磁気浮上した超伝導回転円盤の上に保持された物体の重量は0.5〜2%減少したと主張した。理論家たちは、ポドクレトノフの主張を量子重力理論と調和させようと試みてきた。 2006年、ESAの資金提供を受けた研究グループは、重力磁気の生成に肯定的な結果を示した同様の装置を作成したと主張したが、それはわずか0.0001gしか生成しなかった。動画:
名称 :磁気推進飛行装置発案者:柴野 正吉(Shibano Syoukichi)場所 :日本年代 :２００６年動画:
名称 :EMドライブ(Electromagnetic Drive)発案者:ロジャー・ショーヤー(Roger Shawyer)場所 :イギリス年代 :２００１年宇宙機の推進方法。ロケットエンジンなどの既存の推進機関とは異なり、推進剤なしで推力を生み出すとされた。EMドライブは、サテライト・プロパルジョン・リサーチ社により2001年に発表された。Radio frequency resonant cavity thruster（無線周波数共振空洞推進器）とも。しかし後の追試の結果、EMドライブの推力とされたものは外部の力を誤検出したものであったと結論されている。EMドライブは、マイクロ波を円錐形の鏡の密閉容器内で反射させるという機構からなるシステムである。EMドライブの原理では、既存のロケットエンジンやイオンエンジンが推進剤を噴射する反作用で加速するのとは異なり、推進剤を用いず推進力が得られるとされていた。これは、太陽電池などで電力を確保できれば、半永久的に加速が続けられることを意味しており、実現するのであれば画期的な推進機関になると考えられた。一方で、外部とのやり取りをせずに推進力を得られるという主張に対しては、当初から運動量保存の法則に反しているとの激しい批判も寄せられていた。永久機関や異星人の宇宙船、反重力装置などの疑似科学の一種だとする科学者も多く、英国政府の援助も早期に打ち切りとなっていた。2016年、推力発生のメカニズムにウンルー効果が関わっているのでないかという仮説が提案された。ただし、この仮説は光子が質量を持ち、真空中の光速が変化するとする仮定に立脚しているため、主流科学とは大きく乖離していた。複数の研究機関が追試を試み、推力が観測されたと報告されたこともあったが、最終的にドイツのドレスデン工科大学での追試により、EMドライブの推力とされたものは外部の力を誤検知したものだったことが確認され、終焉を迎えた。【遂に解明!?】加速原理が不明の「EMドライブ」燃料いらずの夢の宇宙エンジン
名称 :ヘリカルエンジン(Helical Engine)発案者:デビッド・バーンズ(David M.Burns)場所 :アメリカ年代 :２０１９年ヘリカルエンジンは、他の無反応駆動と同様に、物理法則に違反する宇宙船の推進駆動として提案されている。
この概念は、アラバマ州のマーシャル宇宙飛行センターの元NASAエンジニアであるデビッド・バーンズ氏が、2019年にNASAのサーバーで発表した査読なしで提案した報告書で、「推進剤をエンジンから噴出するのではなく、捕捉してほぼ無限の特定のインパルスを作り出す宇宙推進の新しい概念が提案されている」と説明している。
ヘリカルエンジンは、ロックループに閉じ込められたイオンを加速する。イオンが加速されると、イオンの運動量を変えるために、イオンの速度が変化する。その後、バーンズは、エンジンがイオンを軸に沿って動かすことで推力を生み出すことができるという仮説を立てた。提案されたエンジンは、主に、燃料補給を必要とせずに長期間にわたって衛星ステーションの軌道を維持するために使用されることを意図している。動画:サイト:ヘリカルエンジン - Wikipedia
この概念は、アラバマ州のマーシャル宇宙飛行センターの元NASAエンジニアであるデビッド・バーンズ氏が、2019年にNASAのサーバーで発表した査読なしで提案した報告書で、「推進剤をエンジンから噴出するのではなく、捕捉してほぼ無限の特定のインパルスを作り出す宇宙推進の新しい概念が提案されている」と説明している。
ヘリカルエンジンは、ロックループに閉じ込められたイオンを加速する。イオンが加速されると、イオンの運動量を変えるために、イオンの速度が変化する。その後、バーンズは、エンジンがイオンを軸に沿って動かすことで推力を生み出すことができるという仮説を立てた。提案されたエンジンは、主に、燃料補給を必要とせずに長期間にわたって衛星ステーションの軌道を維持するために使用されることを意図している。動画:サイト:ヘリカルエンジン - Wikipedia
名称 :オプティカル・ディアメトリック・ドライブ(optical diametric drive)発案者:エアランゲン・ニュルンベルク大学場所 :ドイツ年代 :１９９０年代ドイツのエアランゲン・ニュルンベルク大学で働く物理学者のチームは、実用的な光学式の推進器を構築した。正の質量をもつ物体と負の質量をもつ物体が衝突すると、両方とも同じ方向に加速する理論がベースとなっている推進方式。宇宙船のエンジンに適しているため、１９９０年代にNASAが実現しようとして失敗した経緯がある。２０２３年現在、負の質量の物質はまだ観測されていないため、実現は困難である。そこで、彼らは、光子を用いて｢有効質量｣を作ることにした。これは、ある粒子が力に反応するときに帯びる見かけの質量である。この方法であれば見かけ上の負の有効質量を得られると考えた。実験では、光ファイバーケーブルのループを大小２つ用意して接触点で繋ぎ、そのケーブルに連続してレーザーパルスを送る。すると、大小サイズの異なるループを通るのでパルスが1周して通過するタイミングはだんだんずれていき、互いの光子同士の間に相互作用が生まれ、光子に有効質量を生じるというもの。あるものは正、あるものは負。これがいわゆる｢optical diametric drive（オプティカル・ディアメトリック・ドライブ=光学直径推進装置）｣で、この状態だとパルスが一方向に加速していていく。動画:
名称 :リバティ・ディスク(Levity Discs)発案者:ジョン・サール場所 :調査中年代 :調査中動画:
名称 :フーパー反重力コイル(Hooper antigravity coils)発案者:調査中場所 :調査中年代 :調査中動画:
名称 :チェカーコフの浮遊ディスク発案者:アレクセイ・チェカーコフ(Alexey Chekurkov)場所 :ロシア年代 :調査中動画:Полёт Гравилётаサイト:Alexey Chekurkov(アレクセイ・チェカーコフ)の 非対称コンデンサー と発散トーラス
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