投稿日: Dec 03, 2019 2:52:19 PM
松山市西消防署から吉川消防司令補、白石消防司令補、相原消防士長、小関消防士の4名および女性消防団の加藤さん、松田さん、2名に指導員として来ていただき、今年も行いました。訓練スケジュールはこちらをご覧ください。
定番の「心肺蘇生法」のやり方、「AED」の使い方、各々の説明と訓練を行った後、胸を挟んで突き出す「異物除去法」および「回復体位」の実演と説明がありました。
南組34名、中北組19名、西組14名、子供会11名、ハピネスさや家3名、防災指導員5名、合計86名の方が参加されました。
(アルバム:20190616救急救命訓練風景)
以下、指導員の説明をメモしました。掲載いたします。
●応急手当(心肺蘇生法)の重要性
✔心臓から血液がこないと「壊死」の可能性がある。「壊死」を防止するために「心肺蘇生法」を習得していただきたい。
●心肺蘇生法実行時に知っておいて欲しいこと
✔自身の安全確保(周囲を見渡す)および2次災害の防止
✔被災者の意識有無の確認は、被災者に覆いかぶさらないように手前の肩をたたく、わからなかったら押す
✔心臓は両脇の線の真ん中にある
✔心臓を5cmへこむくらい押す、1分間に100回のペースで、1~2分を目安に交代する
✔被災者から手を離さないように、心臓の圧迫(血液送り出し)と解除(戻る)をおこなう
✔子供の場合、病原菌を持っていないので、呼吸法も行ってください、30回心肺蘇生法を行い、2回呼吸法を行う
✔呼吸法を行う際、余った空気は胃に行くため、やさしく人工呼吸を行ってください
●AED使用時に知っておいて欲しいこと
✔心臓を挟む形とし、素肌に貼る、(被災者の情報を取れるため)貼りっぱなしにする
✔未就学児の場合、背中とお腹に貼る
●山の中、電波の届かないところで、人が倒れている場合の対応
✔被災者の身体をあたためるなどの処置をし、人を呼んでくる
日本医師会の「救急蘇生法」も参考にしてください。
心肺蘇生法とAEDを使った救出手順の流れを昨年の訓練時に動画にしています。こちらも参考にしてください。
西側集会所に設置されているAEDの使い方はこちらをご覧ください。