4月5日(土)18:00~19:30 昨年に引き続き、第2回組長連絡会の一議題として、西側町内の各班「副班長」もしくは班内任務担当表で「救出救護」の担当になっている方を対象に「応急手当の仕方」についての講習会を行いました。
今年も日本赤十字社愛媛県支部 救急法指導員 高須賀紀子先生を講師に迎え、町内41名(うち防災指導員2名、子供1名)の方が参加され、講義と体験を行いました。
スライド6から掲載されている「きずの手当」について、以下ポイントを抜き出します。資料も参考にして対処できるようになってください。
〇切り傷
消毒は必要なし。血でばい菌を出している。
〇擦り傷
歯ブラシでばい菌、砂とか、水を流して洗い流す。血が出ていてもよい。オキシドールは中のゴミを出す。
〇水ぶくれ
できるだけ破らない。消毒は必要なし。菌がない状態で絆創膏を貼る。
〇刺し傷
深くまで刺さったものは抜かない、そのまま病院へ。
とげを抜いた後、血を出し、ばい菌を排除し、水洗い(消毒不要)する。とげ抜きは5円玉の穴で肉を盛り上げて抜く。
〇だぼく
骨折がないか注意する。痛みが引かないなら整形外科へ。
こぶは極力冷やす。2日くらいして痛い場合は脳神経外科へ。
〇やけど
応急手当は冷水をかけて冷やす。
両手をやけど(子供)ペットボトル、ビールの缶で冷やしながら病院へ。
吐き気なければ水分とってもよい。
低温やけど(じっくり、とんがりやけている)には気を付ける、こわい。
昨年は同講習会の動画を撮影しております。ご興味のある方はこちら
移動(一人で、二人で、大勢で)、出血(にじみ出る、じくじく出る、吹き出す、など)、骨折(指、腕、足、脊椎・骨盤、など)、きず(切り傷、擦り傷、刺し傷、圧迫傷、など)の応急手当の実技が視聴できます。
参加者39名の方にアンケート記入に協力いただきました。
アンケートサマリーはこちら
アンケートサマリーの所感です。
●「実施しなくてよい」の方はいませんでした。今後も継続します。
●「受講時間」は長いが2名いらっしゃいました。常に1、2名は長いと感じる方はいるようです。受講時間については1時間ほどが妥当なのでしょうが、受講者に温度差があるため希望者に実技の補習講習を行う企画を来年度は考えます。
●「受講人数」は適切が100%でした。前回の高齢者向け防災講習会と同じ結果です。今後も各班1名にします。
●「受講内容」は非常に良かったが6割強、良かったも3割弱で1割が普通でした。前回の高齢者向け防災講習会に比べて若干時間が伸びましたが、実技が増えたため、非常に良かったが4割弱から6割強に増えたと考えます。
●「ご意見、ご要望」欄では説明文書や動画を欲せられている方が1名おられました。前回の高齢者向け防災講習会でも動画の要求がありました。
昨年、訓練風景の動画を撮影し、ホームページで紹介しましたが、訓練風景の動画ではなく、実技手順の動画を撮影(防災指導員が先生となる)しホームページで紹介することを考えます。
(文責)西側自主防災会 会長 一色雅弘