2026.5.23|SUN
2026.5.23|SUN
今年度第2回は、5月下旬としてはとても涼しい中での活動となりました。最寄りの観測所であるアメダスさいたまの最高気温は18.5℃となりましたが、活動するにはちょうどよい天気でした。
初参加の学生2名を含め、10名での活動となりました。
前回実施したこもれびの森北側の林縁部のアズマネザサの間引き(根元や背丈ほどの高さでの切除)やニワウルシなどパイオニア樹種の伐倒を実施し、藪化した環境の改善とともに外から見たときの景観の向上を図りました。
参加者9名(1名は遅刻)と2名の川越事務課担当職員の集合写真。後ろにある新校舎(仮称)環境イノベーション棟の建設がだいぶ進みました。
草刈鎌を使用する際の注意事項を伝達しています。1か月余りの間に緑の量が著しく増加していました。
初心者にニワウルシの伐倒体験をしてもらいました。受け口の作成の様子。
この木の直径は15cmほどで手鋸で伐るのはたいへんですが、これから追口を作って受け口方向に伐倒します。
アズマネザサが高さ3mほどに繁茂して、ニワウルシが7mほどまで成長しています。
高さ2m弱まで高さを抑えて一部は林内との空間を開けて通路を確保。だいぶすっきりしましたが、林縁部では植物の成長が著しいので、定期的に作業する必要があります。とりあえずこの程度でしばらく状況を見ます。
埼玉県は元々養蚕が盛んであったため、かつては桑畑がたくさんあったことが地形図などからわかります。林内にもたくさんのヤマグワがパイオニア種として生えてきますが、大きくなっている木はそれほど多くありません。桑畑の桑は樹高が低く抑えられていて、葉をカイコガに与えていたわけですが、採れる実は熟すととても甘くて食べられます。
バッタの仲間を見つけました。その場ではバッタではなくキリギリスの仲間であることしかわかりませんでしたが、画像検索すると「コロギス」のようです。幼虫からとても長い触角を持っていて、目が黄色いことが特徴です。
つる性のスイカズラは、今が花期。花が白から黄色に変化することから「金銀花」とも言われます。参加者から漢字で「忍冬」と書くのではないか?という話がありましたが、「にんどう」とも言われるようです。とてもよい匂いがします。
2020年に作成した「東洋大学「こもれびの森」植物図鑑」の28〜29ページにも掲載されています。ご覧ください。
3月に咲いていたウグイスカグラは透明感のある赤い実をつけていました。ほんのりと甘い実で食べられます。
よく、「食べられるかという話を聞きますが、どんなものでも食べることはできます。ただ、毒があったり、食べるものではないものだったりして、「食用に適するか」という話となるとかなり限られます。ヤマグワとかウグイスカグラとか、食用に適したものを食すことが森に親しむきっかけになるかもしれません。
(2026.6.20追記)定点カメラで1分おきに撮影した画像を0.1秒間隔(600倍速)で並べて作業の様子をまとめたものです。