2018.07.27|FRI
2018.07.27|FRI
古屋研究員(国際観光学部・教授)が、ゼミ生とともに台東区観光課・日本観光振興協会と共同で台東区観光資源の実態調査 を行い、2018(平成30)年7月18日、その調査結果の報告を白山キャンパスにて行いました。
調査は台東区を上野、浅草、浅草橋、谷中の4地域に分け,それぞれの地域を観光で訪問すると仮定した場合の主体や訪問地点、その事前期待をはじめに設定し、実際に各地域を訪問した現地調査を行い、実際にどのような事後の評価がなされたのか、プラス、マイナスのギャップの把握を行いました。報告会では、調査を担当した学生21名とともに、台東区観光課4名、日本観光振興協会3名の専門家に聴講いただきました。
この調査では、訪問に直結するための紙媒体の情報提供の有効性、若い女性ならではの資源評価とそれとの関係性を踏まえたプロモーション方法、視覚情報に加えて歴史的重層性などの資源の切り口、資源の磨き上げの重要性についての知見が得られました。各聴講者からは、この知見のさらなる深掘りを期待しているとのコメントが有りました。
古屋研究員は今後もゼミ生とともに、台東区の観光振興に向けた体制づくりについて、継続的な協働・検討を予定しています。