2014.10.04|SAT
2014.10.04|SAT
9月28日(日)10時から16時に、東洋大学地域活性化研究所とNPO法人日本アメニティ研究所が共催、川越市と川越中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会が後援する「川越市連雀町周辺地域を対象とした地域活性化ワークショップ」を開催しました。
参加者は大学関係者9名、NPO法人日本アメニティ研究所から4名、市民2名の15名でした。
川越市中心市街地における連雀町周辺地域は、蔵造りの町並みのある一番街と川越駅・川越市駅・本川越駅の間に位置しており、現在、地域活性化に関するさまざまな取組が進められています。この地域の活性化に資するべく、地域資源をまち歩きによって発掘し、マップ作成によって情報集約を行いました。
日時:2014年9月28日(日)10時00分から16時00分
対象地:連雀町周辺地域
プログラム:
10時00分 西武新宿線本川越駅前広場集合
10時00分から12時00分 2班に分かれて決められたルートをまちあるき
12時00分 蓮馨寺到着
13時00分から14時20分 地図の作成(蓮馨寺講堂)
14時30時から15時35分 まとめとディスカッション
15時30分から16時10分 ディスカッション内容の発表・総評
16時15分 閉会
16時15分から16時50分 アメニティマップの作成
(1)まち歩きを行って地域の魅力や課題を探し、結果を地図にまとめる
・1.昭和を感じる場所、建物、要素など、2.アメニティ(快適な環境)を感じた場所、3.ディスアメニティ(不快な環境)を感じた場所、の3つの視点でまち歩きを行いました。
10時に本川越駅を出発し、中央通り「昭和の街」を縦断してから、周囲の街を反時計回りに巡回しました。12時前に対象地区の中心にある蓮馨寺に到着しました。
(2)まとめた地図をもとにして今後の方向性を検討するディスカッションを行う
上記1.でまとめた地図をもとに、わかったことをまとめ、保全していくもの、改善していくものなどを抽出し、今後のよりよいまちづくり活動の方向性を見出しました。
まず、A1サイズ16枚分の特大の地図を使った「フラグマップ」を作成しました。各自が地図に書き留めたメモや写真をもとに、ふせんに内容を書き込んで、竹串をつけて、その場所に突き刺しました。突き刺したふせんの数は262枚になりました。
続いて、マップをまとめた後に、改めて各班で昭和っぽいところ、街の魅力、課題を発言しあってまとめの発表を行い、情報を共有しました。各班の代表者が模造紙にまとめた内容を発表し、考察しました。
最後にコメンテーターである4名の学識経験者等が総評を述べ閉会となりました。
閉会後、ふせんの内容から同一か所のフラグをまとめてふせんのみをはがし、模造紙に貼り付けて、フラグマップの跡に黄、緑、赤のシールを張って「アメニティマップ」を完成させました。
東洋大学地域活性化研究所、NPO法人日本アメニティ研究所
川越市、中央通り「昭和の街」を楽しく賑やかなまちにする会
中央通り「昭和の街」を歩く参加者
路地裏にもたくさんの観光客が訪れていました
「フラグマップ」作成の様子
各班のディスカッション内容の発表
完成した「アメニティマップ」