2015.10.27|TUE
2015.10.27|TUE
日本の総人口は減少傾向にある一方で、高齢者の人口は増加しており、今後この傾向はますます強くなると考えられています。
特に、板倉町は群馬県内でも健康寿命(健康で自立して生活できる期間)が短い市町村に分類されることから、高齢者の健康の維持・増進を考えることは非常に重要であるといえます。また、健康増進という観点からだけではなく、仲間と楽しく交わりながら運動をし、ストレスを発散することは、生きがいを実感することにつながります。
地域活性化研究所では、板倉町と連携をし、板倉町在住の高齢者の方々を対象に、健康づくりのための運動教室を開催しています。
運動前のウォーミングアップ(ウォーキング)を学生と一緒に
腹筋運動で回数を計測
みんなでボール運動
運動教室では、学生も一緒になり、楽しい健康づくりを目指しています。館林ケーブルテレビ(CC9ニュース)でその様子が放映されました。
運動教室の初回と最終回では同研究所川口研究員と連携し、体力レベルや生理機能の測定を行い、運動教室の効果検証を行います。
地域活性化研究所では多角的な視点から地域の活性化の研究を行っていますが、運動教室では、高齢者の方々の健康増進手法を研究することで、「地域の体力づくり」を目指すと同時に、社会的なつながりを実感でき、生きがいを感じられる場の創出も考えていきます。
※今後の実施状況について
日時:平成27年10月1日~平成27年11月19日の間、毎週木曜日
場所:東洋大学板倉キャンパス体育館