2号型の型枠を外し、凹型と凸型にします。
凸型はこんな感じ。微妙に気泡が入って荒れている。
ギャー! 凹型の方は取り外すときに割れてしまった。
でもシリコンゴム用接着剤があるので大丈夫。
原型と並べてみます。
まあ、こんなもんかな。
2度目の凸型は工夫したいのだけど、すでにレジンを注型した1号型のほうのレジンの硬化に不安があるので、作業は別作業に。
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テーマ:鉄道模型
いい天気。
どうやらレジンも固まった様子。
というわけで、開封の儀とあいなり候。
一瞬よさげ。
でも後が大変。凹型から成形物を抜き出すのがキツイ。離型剤塗っとけばよかったな。思いの外レジンとシリコンゴムがきっちり食いついている。
とりあえず抜き出しました。
ううむ、人生始めてのレジン成形だったので、色々と改善必要点あり。
でもなんかいまいちな感じは中途半端に透明だからなのかもしれない。
という訳でボディ部に当たるところにサーフェイサーを吹く。
すると…うそやん、全然サーフェイサー食いつかないやん。
それでも無理やり食いつかせる。
こりゃヤバイかも。
ビビりながら出勤の準備。
あとこれ。
プリンセス・プラスティック管理用用語集(β版) - livedoor Wiki(ウィキ)
設定資料wiki、更新しました。現在415件。
というわけで。ヤバスヤバス。
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テーマ:鉄道模型
表面が荒れていたのでサーフェイサーで目止めし、ラッカーパテで補正。
そして乾燥させたあと、ガラスにしたい部分だけ薄め液でサーフェイサーを除去すると、ご覧のとおり濁る。
濁っている。
コンパウンドで磨いてみました。
手応えではどうやらレジンがサーフェイサー除去時に使った薄め液で若干軟化しているようなので、これで再硬化を待つために放置してみます。
で、第2の型の凸型ですが…うーむ。
一応同心球になりうる材料を発見したので、これで凸型を作ればいいのですが、凸型原型作成、シリコン複製とさらに段階が重なるのでちょっとモチベーションが下がってます。特に1号供試体のキャノピー部がこうやってすりガラス状になっているのが、予想したとはいえキツイ。
まいったなあ。
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ちなみにシリコンゴムですが、クレオスのゴムなら50g秤で計って硬化剤を添付のスポイトで2回ちょっと混ぜてしまえばなんという事無く固まってくれるような気がします。結構型どりしやすいです。
今回初回にして凹型凸型の成形を狙うという冒険をしたのでちょっとムニュムニュですが、これ、平面成形、中間車の先頭車化の先頭車のお顔みたいなものであれば結構楽に作れそうです。
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テストピースで見ると、このすりガラスみたいなのは私の腕が悪いからで、このレジンは非常に透明度が高い感じです。時間がかかったのも冬季だからというところもあるかも。
ちょっとモチベーション切れ。寝ます。#寝る寝る詐欺
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テーマ:鉄道模型
レジンによる車両前頭部の試作、供試体1号。
これ以上は感想による硬化がないと思いつつ、
とあるところで透明レジンの補修に塗料のクリアを使うという方法を見て、
ではとテストピースにクリアを塗ったら。
!
さっそく1号供試体でもやってみます。
どうやらすりガラス化していたのは外だけでなく内側もであるらしい。
で、内側からもクリア塗装。
なかなか光学的に難しいらしく、完全に綺麗にはならない。
中のコックピットの様子。
1次車の車体と合わせてみる。
まあこんなもんかなあ。
で、考えたのだけど、多角形の内側凸型と球面の外側だとレンズになってしまうような気が。
それでうまく中が見えないような。
かといって凸型を球面にするのもキツイ。
ということで、今後の作業方針を考えなおすことにする。
しかしすりガラスからひびガラスみたいになったようで甚だ不満足。
ところが2号型の底が抜けかけ。
注型しても注型してもどんどんレジンが抜けるという最悪の事態に。
まあダメだったら1号型の方は何とかいっているようなのでそれでなんとか。
ともあれもうちょっと型を大きく作る必要があったのだなと今さらながら感じたり。
まずトライアンドエラーなので、こういう経験を積むのは大事。
ショックだけど。
で、供試体1号の現状はこんな。
ちょっと締まったかな?
一応運転席も表現してあるけど、まあこれ以上はこの供試体では無理と判断。
で、3号型を作ることになった。
前回は2*2のブロックサイズだったので、3*3にして型の強度向上を企図。
型枠を作って、シリコンを練って流し込み、底の抜けた2号の型にさらに注型していると、
うそやん!
シリコンの上を原型がプカプカ泳いでいるのである。
どうやら原型とベースの固定が甘かったため、比重の重いシリコンが原型の下に回りこんでしまった模様。
やっちまった(その2)。ショック2。
慌ててリカバーを図る。
1回目はビギナーズラックだった模様。2号3号とトラブルが発生。
まあ、問題点を明らかにするのも工作の技量向上のうち。失敗の数だけ上手くなる。
しかしきついなあ。なんとかしなきゃ。
ちなみにクラフトロボのカッティング台紙、1セット2枚入りだったんだね。
ショック(その3)。
3連発ショックでした。
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2012-03-17 13:41:16 posted by yonebor
テーマ:鉄道模型
4号型の作成を開始しました。
大失敗に終わった3号型の反省を生かした新しい型です。
うまくいくといいなあ。
1号・2号型に注型したレジンのあまりによるテストピースです。
レジンの配合時の計量を厳密にしたせいか、結構すでに固まってきています。
抜けてます。
奥はこんな感じです。
で、1号型の成形。
一見良く出来たように見えながらキャノピー部にレジンが回りきらずに穴ができています。
で、実は。
全滅したはずの2号型の成形が、こんな悲惨な感じなのに思わぬ発見が。
転んでもただでは起きないのです。いろいろとノウハウになりました。
まだまだがんばります。
4号型のオス型の成形についてもアイディアが思いつきつつあるし。
2012-03-19 01:10:34 posted by yonebor
テーマ:鉄道模型
4号型によるオスメス型成形開始。
4号型はオス型を作るにあたってメス型に油粘土を押し込んで肉厚とする方法を採用。これだったら薄くできる。
ところが4号のオス型とメス型を分離するときに分離ラインを間違えて分離された型が変な形に。
とはいえなんとかなりそうだったのでレジン注型。
ところがレジンを主剤30g硬化剤20gを混ぜるとき、ちゃんと別々に計量したのに混ぜて注型したあと、
硬化剤がポタン、と。
硬化剤が余った!
やっちまった! 固まるのにすごい時間がかかるかもしれない。
あちゃー。
という訳で失意。
でも負けるものかと余ったレジンを1号メス型・2号メス型に全部注いでメス型成形にもチャレンジ。これは失敗しないだろうと。
あと4号型は型自身からの注型レジンの漏れがないのが救い。ちゃんと大きめに肩を作ったのがいい感じである。でも固まるまで時間がかかるかもしれない。
あとなんと5号型を作り始める。いい加減慣れたもんでサクサク型枠を作って注ぐ。シリコン型づくりは1号から5号まででメス型オス型ですでに9個目。これで慣れなきゃ馬鹿だよね。でも慢心はいけない。
以下自分用のメモ。
まず型はちょっと厚めに作ること。Nゲージ前頭部11mmサイズであればブロック2*2では型が壊れやすいので3*3の大きさにすること。
3*3のメス型はシリコンが75g必要な模様。オス型はマージンを取って50g。
それとレジンの混合は速度よりも厳密さが大事。よく確認すること。
レジン主剤30g硬化剤20gの比率は秤の単位誤差が心配だけど主剤15g硬化剤10グラムでも何とか行けるかも。硬化剤多めでは硬化はどうだろうか検討。
まだまだ勉強が必要です。がんばる。泣かない。
2012-03-19 01:25:13 posted by yonebor
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死屍累々。
供試体1号、2号、4号。それぞれ難あり。
1号はビギナーズラックで、硬化まで長い時間かかったものの固まってくれた。でもキャノピー内は見えない。
2号は固まるのが早かったけどキャノピー部にレジンが回らなかった。
3号は固まるのが早かったけれど天井にレジンが回らなかった。しかも型が割れてレジンが駄々漏れする危機に陥った。
それぞれ悲惨である。
で、中に入れようとしたコックピット。1号供試体では全く中に入っているのが判らなかった。
でもここまで来たら引き下がる訳にはいかない。まだまだ戦うしかない。引いてたまるか203高地である。
2012-03-19 12:59:26 posted by yonebor
テーマ:鉄道模型
5号メス型完成。オス型の成形に移る。
バリアコート(離型剤)はしっかり塗って、それが乾いてからシリコンを流すべし。
黙って待っていても仕方が無いので別の仕事を。
2012-03-20 01:37:59 posted by yonebor
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5号の型が完成しました。
このように整形される予定です。
今回は型の分離がうまくいきました。離型剤をしっかり塗って乾燥させ、また離型位置に油粘土でマークしておいたのが功を奏しました。
油粘土使えます。いいかも。
1号型・2号型のメス型でメス型整形も実施中です。これだと運転室内のディテーリングは無理ですが確実に出来ますので。
こうやっていろいろ試しています。
2012-03-20 11:21:51 posted by yonebor
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脱型。
テスト的に運転士を入れた6号供試体。運転士がみえている。これはまだレジンが完全に固化していないのでもっとクリアになるかもしれない。
メス型整形のみの4号5号供試体。当然1号と2号のメス型で作っただけなので中に運転士を入れることはできない。
で、1号供試体の現状。角度によってはこんなふうに運転士が入っているのが見える。
こんなことをしながら5号メス型の修理をしている。そのあと5号オス型の作成をし、5号6号の型で再度レジン成形をやってみる予定。
2012-03-20 14:32:30 posted by yonebor
テーマ:鉄道模型
4号型のメス形補修と同時に脱型したものの処理をしている。
レジンは固化が進むと透明度が増すらしい。この手前のが1号供試体。
中央の5号供試体は運転士が見えている。1号もやや見えている。
供試体5号の様子。
中に入れた運転士が見えてきた。
もっともっと磨いていく予定。
そして4号型のオスメス型分離は明日へ。
2012-03-21 14:15:04 posted by yonebor
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まずショックその1。
型の空気穴を注型するときに注ぎ口と一緒に空気穴を塞いでしまうことがあるので、その対策としてユンケル(強壮剤)のあの細いストローを空気抜きの延長として使おうと思ったのです。
で、父が出かけるので、ついでにユンケル買ってきてと頼んだのです。
買ってきてくれたユンケル。
絶対にストローが入っているようにとちょっとグレードの高いもの。
ありがとう父。本当に。
しかし、中の注意書きに。
「ストローの添付は終了させて頂きました。by佐藤製薬」
ムゴい。ああ。ごめんねパパン…せっかく買ってきてもらったのに。
あともう一つショック。
レジンの硬化に時間がかかるななと思っていたら。
「混合の重量比は主剤2・硬化剤1です」
げげっ、3:2でやってたよ!大ショック。
でも固まってます。レジン。時間物凄くかかるけど。
という訳で4号型の分離は成功。そして4号5号の型に注型。硬化は12時間後。
で、死屍累々はここまで来ました。
ずらり。
で、この中央のが一番今推しの供試体。
なんとかコックピット内の運転士さんが見えている。
といいつつもっと良くしようとさらに工夫中。
2012-03-22 21:34:43 posted by yonebor
テーマ:鉄道模型
お勤めに行っている間に固化させていたレジンを4号型と5号型から脱型しました。
オス型のお陰で車内ができています。とはいえがらんどうですが。透明部の厚さは約2ミリ。
バリがこんなふうに出来ますが、
切除すればこんな感じです。
型の作成はこれでほぼ所期の目的は達成したものと思います。
あとはリューターでキャノピー部の肉厚を削って、仕上げとしようと思います。
2012-03-24 18:10:07 posted by yonebor
テーマ:鉄道模型
リューターでキャノピー部分の厚みを削っていきます。
そしてクリアを塗って、中に運転士をおいてみました。
内側は黒で塗装しましたがあまり塗料の乗りがよくありません。
シルエット的には運転士ははっきり見えています。リューターヘッドが小さすぎて厚みを一定にできないところが光学的に影響してしまう難点なのかと思います。
しかしヘッドを買ったのですがリューターと適合しませんでした。ドリルを使って磨き加工してみようと思います。バフと磨き用のもうちょっと径の大きい物を買ってあるので、ドリルの充電待ちです。
2012-03-25 16:24:04 posted by yonebor
テーマ:鉄道模型
充電の終わった電動ドリルにバフをつけて前頭部キャノピーの内側を磨きました。
しかし余り効果があったかどうかわかりません。
またレジンのキャノピー部の厚みも1ミリを切りかけで、このまま成形磨きをすると一気に破損しかねないので悩みどころです。また薄いところに成形時に入った気泡などもあり、なかなか難しいです。
本当ならヒートプレスなどで薄いプラシートなどを整形したほうが正しい工作法なのだと思いますが、レジン成形に挑戦したかったので、これで所期の目的はほぼ達成、残念ながらこれで打ち止めとするしかないかもしれません。
というわけで他の部分の表面処理をして、車体工作に移ることにしようかと思います。クラフトロボで作成する予定です。シャーシは自作で行こうと思っています。
つづき>新9000型の工作3rd