我が家財政諮問会議の許可が下り、長期償却資産ということで検測装置、トレインスコープセットを発注しておりましたが、本日無事納入されました。
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さっそく接続。ものすごく簡単でした。電池もいつの間にかかなり小さくなっていました。
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集電部は種車であるサハE231の室内灯用集電部へのハンダ付けです。
基本的にセットに含まれている電池は外さないほうがいいと思います。かなり効いてくれますし、通常集電のみでカメラユニットを作動させた場合、線路状態と車輪集電関係がいくら良くてもうまく画像が伝送できないようです。
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仕上がった外装と、撮影される範囲を見るテスト画像です。
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youtubeなどにアップできるように、ビデオキャプチャ装置も導入予定です。これはパーツショップのポイントがずいぶん溜まっていましたので、かなり新規出費は抑えられそうです。
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で、動画。
うちのクヤY32の元ネタをご存じない方へ。
小田急クヤ31形検測電車 - Wikipedia <http://ja.wikipedia.org/wiki/%E5%B0%8F%E7%94%B0%E6%80%A5%E3%82%AF%E3%83%A431%E5%BD%A2%E6%A4%9C%E6%B8%AC%E9%9B%BB%E8%BB%8A>
これに似せて、トレインスコープユニットによるカメラカーを作ってしまおうという魂胆。
先輩格の小田急クヤ31に敬意を表して、クヤY32を名乗ります。
通常、カメラカーからの画像にはカメラカーは写らないので、別に特に外装に凝っても仕方がないと言う考えもあり得ます。
しかしそれでは面白くない。やっぱり走らせて楽しい方がいい。
それもカメラカーを実物の検測電車のように使えたら、面白いかも、と思ったのです。
愛称は本家クヤ31はテクノインスペクターですが、うちはレイルドクターKを名乗ります。どっちにしろこの検測電車というモノは有名な黄色い新幹線(ドクターイエロー)と同じ考え方のものなんです。
夜間に線路工事をするのに、夜間に専用の車両で線路や架線を調べると普通の検測車は低速だったりするので、昼間に営業運転している線路を、通常の電車と同じ速度で走れる電車で線路工事・保線用のデータを取ってしまえば、夜の保線工事時間に余裕も出る、という話。
あくまでもメンテナンス用検測なので、お客さんを乗せるでもない業務用なので、通常の鉄道ではもう営業運転から引退した車輌を改装して使ったりします。
新幹線ではドクターイエロー、在来線でも各社いろいろな車輌を使っていますが、最近のトレンドは検測車を新製してしまうというトレンドがあります。
で、我がよねでん線・北急電鉄でも、検測電車を導入するわけです。
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工作法はすごく簡単でした。もとになる車輌は、もう走らせるつもりがなくなった中間車を流用、それに外装をデザインソフトでデザインしてプリントアウトし、それを両面テープで貼っておしまい。
ものすごい簡略化。今更窓あけ窓埋めなんて、昔の高校時代だとさんざんやりましたが、今は失敗が怖い。
その点この「ペーパースキン工法」なら、もとはプラ製の車輌なので頑丈だし、ペーパーだから失敗したらやり直せる。
で、それで前面はブラックフェイスの前面をデザインし、印刷。前面のガラス部を切り抜いてカメラの撮影口にする。
ここでプラ車体の妻面に穴を開けますが、これも特に難しくない。アートナイフをうまく使えばどうと言うことはないです。
そしてカメラを搭載。もともとが室内灯用の集電装置があるので、そこから給電。
屋根上はソレっぽく作成。一応架線検測もできるような感じにダミーを作る。
台車も軌道計測用の台車風味にします。
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ちょっとアップにしすぎましたが、列車種別に「撮影」と書いてあります。これは元ネタのクヤ31が「検測」になっているので、真似。
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架線検測用パンタグラフ。それっぽく。
もともと完全に中間車だったので、この屋根上機器は全部いろいろとジャンクパーツ箱から持ってきたパーツでそれっぽくしています。