NSP (Nagoya Social Psychologist's Group) とは、名古屋社会心理学研究会の略称で、3ヶ月から4ヶ月に1回のペースで開催されている研究会です。名古屋大学大学院教育発達科学研究科 社会心理学教室が主催しています。自分の研究の視野を広げようという主旨に基づき行われているもので、東海地区だけでなく、遠方からも先生をお招きし、発表をしていただいています。研究会へのご参加について、特にご連絡は必要ございません。たくさんの方のご参加をお待ちしております。
■日時
2026年10月24日(土)15:00-17:00
■場所
名古屋大学教育学部 E・F演習室
■発表者
陳 佳玉氏(東京大学)
https://iss.u-tokyo.ac.jp/people/researchers/chen.jiayu/
■発表タイトル
Interpreting Within-Group Rank Across Groups: The Role of Group-Based Expectations in Partner Choice
■発表概要
異なる集団に属する候補者から協力相手を選ぶ際、候補者の能力をどう見極めるかは重要である。集団内順位(within-group rank)は個人の能力を判断する手がかりとなるが、同じ順位でも、所属集団によって示唆される能力の高さは異なりうる。先行研究では、既存のステレオタイプを伴う集団や、能力分布が提示された集団が扱われてきたが、そこでは評価者が常に集団への期待を持っているため、集団内順位が対人判断に反映されても、順位そのものに基づく判断と、所属集団への期待を踏まえた順位の解釈とを区別できない。本発表では、集団間の能力差についての期待が形成されるかどうかに着目し、集団内順位が能力評価と協力相手の選択にどのように用いられるかを、一連の研究を通じて検討する。
2013.12 名古屋大学豊田講堂