MJVAXでは、沢山の出会いがありました。個性豊かな人たちとの交流こそ、貴重な財産!!。
MJVAX2010 主な参加者
日本人招待作家
佐藤博昭
SVP2代表として、昨年のイベントでは会場手配に奔走した。今回は日本渡航団の代表。マレーシアのオフィシャル・イベントでは「プレジデント・オブ・SVP」と紹介された。これからは名刺に「プレジデント」と書こうと思っている。今回のツアーでは、渡航前から喉が痛く、継続が危ぶまれたが、シャロン・チンがくれた飲み薬で見事回復した。
服部かつゆき
日本渡航団の官房長官 兼 外務大臣的存在。UITMでは、なぜかアイドルタレント並みに人気があった。ライブパフォーマンス等では詩の朗読を披露。なかなか立派な声を発していた。
田中廣太郎
2009年のマレーシア訪問時は、SVP2のプリンスとして女学生の人気を独り占めした。今回の渡航ではワイルド路線にイメチェンし、マラッカのイベントでは「ザビエライザー」という技法を用いながら、アスレチックなパフォーマンスを披露した。
中沢あき
SVP2の切り込み隊長。今回は「おもしろ隊長」としても力を発揮した。マレーシアの様々な珍味に臆すること無くチャレンジした。交渉能力に長け、その手腕は、ベジタリアンだった夫を肉食系に改宗させるほど。ドイツ在住。
中村明子
日本渡航団でも随一の英語力の持ち主。佐藤代表のオフィシャルパーティースピーチの翻訳にも尽力。自分を極限まで追い込み爆発的に力を発揮させるタイプで、上映作品やライブパフォーマンにおいても、その威力を示した。
瀧健太郎
明るい関西弁でチームの雰囲気を盛り上げた。日本渡航団の中で、唯一の子持ち。パパさんアーティストとして頑張っている。マレーシアの異宗教間の恋愛について興味を示し、その現状を我が身のことのように案じていた。
大江直哉
日本渡航団の最年少者。車酔いがひどく、我々のバスに乗ることができなかった。また、スパイシーな料理が苦手で度々食事で涙することも…。けれども、彼にとってこのマレーシア滞在は、人の愛を感じる楽しい日々として記憶されているはずだ。
有志参加者
やなぎだ晶子
日本渡航団の航海隊長。マレーシアの観光情報と、佐藤博昭の行動を管理した。
齋藤理恵
リサーチャーとして参加。謙虚でもの静かなようで、意外に大胆なところがあり、一行を驚かせた。
東英児(マラッカ滞在のみ)
マラッカ2泊3日のショートステイ。あっという間でした。
マレーシアアーティスト(展覧会出品作家)
ハスナール・J・サイドン(Hsnul J Saidon)
マレーシアの現代美術・ビデオアートの重鎮。現在はUSM(マレーシア科学大学)の教授でミュージアムのディレクター。今回のUSMレクチャーのアレンジやペナンの史跡巡りをアレンジしてくれた。親分肌のとてもいい人。皆が誰かに似ていると思っていたが、結局はマレーシアのミスター・マリックで落ち着いた。
マスヌール・ラムリー・マフムード(Masnoor Ramli Mahmud)
マレーシアのアーティスト集団マタハチのメンバーで、若手アーティストにとって憧れの存在。2009年日本イベントを終えた直後、可愛い女の子のパパとなった。今回のイベントではマレーシア側のリーダーとして奔走してくれた。
シャロン・チン(Sharon Chin)
笑顔がチャーミングな頑張り屋さん。マレーシア側準備の実務を担ってくれた。2009年日本イベントでも一番長く滞在し、多くのレクチャー等に参加してくれた。ARTERIというアート情報ブログの編集にも関わる若手アーティスト。お父さんと兄弟が料理人というグルメ家族の中で育った。
コク・シュウワイ(KokSiew-wai)
ある時はビデオアーティスト、ある時はマルチメディア大学の先生、またある時はアートスペースSiCKLのキュレーター、そしてまたある時は多様で不思議な音声を発するボイスパフォーマー。何でもテキパキこなす、しっかり者。MJVAXで起きるドタバタ劇にも冷静に対処してくれた。
ヌル・ハニム・カイルディン(Nurhanim Khairuddin)
パッと見は、おしとやかなマレーの御婦人だが、実はパンクを好み、バイクを乗り回す、お転婆マダム。イポーを拠点に精力的にアート活動を続ける、ママさんアーティスト。「sentAp!」というマレーシアのアートマガジンの編集もしている。
カマル・サブラン(Kamal Sabran)
普段は暢気で素朴な田舎のお父さんという感じだが、7月31日のライブパフォーマンスで、情熱的でパワフルな演奏を披露したことで「できる男」だということが判明。音楽、映像、グラフィックデザイン、コンテンポラリーアート等、マルチなジャンルで活躍する多才な人。
マレーシア事務局 中心人物
ナジブ・ラザク(Naguib Razak)
MJVAXの発起人。2002年に芽生えた佐藤&服部との友情は、波紋のように、日マアーティスト間の大きな輪へと広がった。2009年春、日本人の奥さんとの間に男の子が誕生し、日本との絆がますます深まった。グルメ番長として、日本渡航団にマレーシアグルメを指南してくれた。ちょっと切り出し難い話をする際、気弱な表情で「じ〜つ〜は〜…」と始めるので、我々はドキッとして身構える。
久貝京子(国際交流基金クアラルンプール)
MJVAX2010の事務局の仕事を一手に引き受け、きめ細やかな配慮で、日本渡航団のフルサポートをしてくれた。
学生時代に水泳で鍛えたという体力と精神力で、イベント中に起きた様々な困難を乗り越えた。
ランカウイ島出身の優しい旦那さんが、我々の移動の際の運転手を務めてくれたり、お子さん達が忙しいお母さんの帰りを良い子にして待っていてくれたり、家族ぐるみでMJVAXに協力してくれた。