7月21日朝8時30分、成田空港第2ターミナルに集合した数人の日本人。
佐藤博昭、服部かつゆき、田中廣太郎、中村明子の4名。今回のMJVAX 2010(Malaysia Japan Video Art Exchange 2010)日本団の先発隊だ。それに、記録係+雑務用員のやなぎだ晶子を加えた5人が、マレーシアへ向かう。
この頃、ドイツからはもう一人の日本団隊員、中沢あきが、ユーラシア大陸上空を横断しマレーシアを目指していた。
およそ7時間のフライトの後、日本先発隊はクアラルンプール国際空港へ到着。空港から特急に乗り、クアラルンプールセントラル駅へ。
改札口で、国際交流基金クアラルンプールの久貝京子さんが出迎えてくれた。久貝さんは、この交流イベントのマレーシア側運営事務局を担当してくれ、数ヶ月前から様々な準備をしてくれていた。
一行は、宿泊ホテル Cititel Express へ到着。
そこで、マレーシア交流のきっかけとなった人物 ナジブ(Naguib Razak)と再会。
彼との出会いから8年、日本人映像作家をマレーシアに招くことができ、ホッとした様子だった。
少し遅れて、ドイツから中沢も到着。
日が暮れて、クアラルンプールのシンボル的存在のツインタワーがキラキラ輝き始めた頃、一行は、ナジブ、久貝さんの案内で、スチームボートと呼ばれる海鮮料理のレストランへ。少し遅れて、直前までナショナルギャラリーで展示準備に追われていたマスヌール (Masnoor)とシャロン(Sharon)が合流した。
まずは、MJVAX 2010のスタートに乾杯!!
マレーシア風海鮮シャブシャブ「スチームボート」。
おでんの具のような海鮮の練り物を中心に、エビ、野菜などを温め、好みのタレで食べる。
シャロンへのお土産は、日本で毎晩飲んでいた「氷結」。
久しぶりの再会を喜ぶ一同。